文章:斉藤 健仁(All About「ワールドサッカー」旧ガイド)
007年もまもなく終わり。夏から始まった欧州各リーグも折り返しにさしかかっている。今季欧州の1、2部リーグでプレーする日本人選手のこれまでの戦いぶりはどうだったろうか。簡単に振り返ってみた。
今季は11人が参戦中
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| 高原はJリーグ復帰話も浮上しているが……。 |
■中村俊輔 (スコットランド・セルティック)昨季はチャンピオンズリーグでも活躍した中村だが、今季はケガに悩まされ、11月以降は試合に出ていない。
セルティックはCLの2年連続で決勝トーナメントへ進み、1回戦の相手は、自身がかつてプレーすることを熱望したスペイン・リーガエスパニョーラの強豪、バルセロナだ。
年明けには復帰できるようだが、昨季のミラン戦で見せたようなFKで、チーム史上初のベスト8入りへ導くことができるだろうか?
■高原直泰 (ドイツ・フランクフルト)アジア杯での負傷でシーズン序盤は出場できず。9月1日の第4節のブレーメン戦で途中出場、7節のカールスルーエ戦でシーズン初先発を果たすも、結果は出せず。
10月20日の第10節、ニュルンベルク戦では今季初ゴールを決めるが、チームは1-5と大敗。その後3試合に出場するがゴールはなく、チームも9位。
チームは、1月にチェコ代表のFW獲得の話も出ており、現在Jクラブから複数のオファーがあるという。6年ぶりJリーグに復帰か。
■稲本潤一 (ドイツ・フランクフルト)今季ガラタサライから移籍。ウィンターブレイクまでの17試合で先発11試合、途中出場2試合とまずますチームに貢献している。
■松井大輔 (フランス・ル・マン)今シーズンの海外組でもっとも安定した活躍を見せているのは松井かもしれない。
19試合を終えた時点で17試合に出場、そのうち先発は15試合。自身も得点を挙げるなどゴールに絡むシーンも多く、現在リーグ5位のチームに貢献している。
しかし、若手中心のル・マンではすでにベテラン組にはいっていることもあり、来シーズンは他のリーグに移籍すると噂されている。有力なのはセリエAのジェノアやトリノだが、プレミアの中堅クラブも名乗りを上げている。
■大黒将志 (イタリア・トリノ) イタリアでの生活には馴染んでいるようだが、肝心のサッカーでは苦戦は続いているようだ。17試合で11月11日、ホームでのカターニア戦、後半72分から出場のみ。ベンチ外も5試合と、なかなか出場機会に恵まれない。
かつて中田英寿がセリエAデビューした、現在セリエC1のペルージャがオファーを出しているという話も出ているが、はたして後半戦のチャンスにかけるのか。
■森本貴幸 (イタリア・トリノ)開幕初戦、アウェーでパルマと戦い先発ゴール。しかし第4節以降はケガもあり、あまりチャンスに恵まれていない。
チームが10位と健闘していることもあり、FWのベテラン、スピネージやコルッチからなかなかポジションを奪うことは難しいようだ。課題の守備面を成長させていけば、後半戦の戦力となりうるかもしれない……。