ペットを撮る

更新日:2011年05月31日

動物園のオリを消す裏ワザ撮影テクニック

「デジカメ超ビギナーシリーズ」8回目は、動物園の目の前にあるオリを消して動物だけを撮るという裏ワザ。カメラの機能を応用するだけでできる簡単で役立つ撮影テクニックを紹介します!

オリにレンズを近づけ望遠で撮るのがコツ


動物園のオリを消す方法
オリの近くにレンズを寄せて撮影します。この状態からピントを動物に合わせて撮影します

動物園のオリを消す方法
ややオリの残像が残っているものの、ほぼ動物だけが写りました。絞り値をさらに小さくするとオリの残像も薄くなっていきます

では、オリが写らないうに撮る方法についてその手順をご紹介しましょう。

まず、できるだけレンズにオリを近づけます。レンズの近くにオリがあると写ってしまいそうですが、ここは思い切ってオリの前にレンズを近づけます。

そして、ズームレンズの望遠側で撮りたい動物を大きく寄せてフレームを作ります

それから動物にピントを合わせます。オリにピントが合ってしまうとオリしか写らないので、このピント合わせが大事なポイントです。あまり近くにいる動物にピントを合わせてもオリは消えないので、レンズから数メートルは離れたところにいるものにピントを合わせてみてください。

動物にピントが合ったら、まずは撮ってみてください。撮影した画像を見てどれくらいオリが消えているか確認してみましょう。

ほとんどオリが消えていればその撮り方でOKです。

もし、オリもはっきり写ってしまうのであれば、さらにズームレンズの望遠側を利用して遠くにいる動物にピントを合わせて撮り直してみましょう。ワイド側のレンズにして撮るとオリが消えない場合があります。

またオリが消える目安は、レンズの絞り値で確認できます。レンズの絞り値とは、「F3.5」などFのあとについている数字のことです。この数字が小さくなるほど、オリが消えやすくなります

コンパクトデジカメでオート撮影で撮っている場合、この絞り値だけをコントロールすることは難しいのですが、もしどうしても絞り値が小さくならない場合は、ISO感度を低く設定してみてください。

デジタル一眼カメラで撮影するのであれば、撮影モードを「Aモード(絞り優先モード)」にして、絞り値を小さく設定して撮ります。

ここでは動物のオリという設定でご紹介しましたが、フェンス越しにスポーツを撮る場合でも応用することができます。

目の前にある邪魔なオリを消し去って撮りたい動物をクリアに撮ってみてくださいね。

この被写界深度は、写真の露出を知ることでより理解できます。さらに詳しく露出について知りたいという方は、「露出なんて簡単カンタン」「露出はこれでマスター!」をご参考にしてください。


これまでのデジカメ超ビギナーシリーズの記事です。こちらもどうぞ参考に!
1.デジイチはコンデジと比べてここが違う
2.初めてのデジイチ選びの極意五か条
3.初めてでもバッチリ撮れるモードの選び方
4.ピント合わせで写真がうまくなる簡単テク
5.手ぶれを起こさないで撮影する方法
6.クローズアップ撮影はお花のマークで
7.初めての花火撮影、3つのポイントでOK

次回の「デジカメ超ビギナーシリーズ」もお楽しみに!


写真・テキスト 瀬川陣市
Photo&Text(c) Jinichi Segawa - All Rights Reserved.
記事・画像の無断使用・転載は禁止します。


■関連記事


■関連リンク集

1 2 3
  • 印刷する
  • ブックマークする
  • 携帯に送る
  • ブログに書く

あわせて読みたい

この記事の担当ガイド

写真

瀬川 陣市

海外ロケ経験豊富なガイドが、撮影のコツ・写真を楽しむライフスタイルを提案します!

続きを読む

ガイドからのお知らせ

住まいには、人の個性がよく現れるもの。同じ空間をどのように使うかで、雰囲気も、快適さも大きく変わってくる。ここでは、「建築家と家を建てる」ガイド の川畑博哉氏が厳選した10軒を紹介し、建築家それぞれのこだわりのポイントを紹介しよう。建築のプロたちが考え出した、マネしたくなるアイデアが満載! さぁ、いますぐチェック!

人気写真撮影ランキング

Powered by 価格.com

デジタル関連コミュニティ

北欧好きが、愛用の北欧モノを見せ合うコミュニティ

メルマガ登録

【デジタルメルマガ】オトナのオトコなら知っておきたい、PCやデジモノに関する情報をお届けします。

ショッピングカタログ

All About ウェブマガジン

女性向け

雨が楽しくなる!レイングッズ15

男性向け

マネしたくなるアイデア住宅

All About モバイル

QRコード

All Aboutがケータイで読める!

オススメ記事をメールでチェック

知識・経験を生かして、記事を書いてみませんか?