「うちのペットを撮りたいのっ!」、今回はラブラドール・レトリバー編です。
レトリバーくらいの大きさならば人を撮るのと同じ感覚でトライしてみるといいでしょう。しかし、どこをどう撮っていいのかわからない!そんなときのためのペット撮影ガイドです。
今回はレトリバーを撮っていますが、ぜひ大型犬の撮影のサンプルとしてご覧ください。
大きな体を3Dにして撮ってみる
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| 斜めにフレームに収めることで立体的に見せることができます。 |
大型犬のレトリバー。堂々としています。体が大きい分、全身を撮るときにはちょっとしたポイントをおさえておけば見栄えがぐんと引き立ちます。
まず、ポイントとしては、フレームには斜めに全身をいれるようにしてみましょう。なぜ斜めに入れるかということを例えて解説しましょう。大きなサイコロをイメージしてみてください。サイコロの一面を真正面から見るとただの真四角にしか見えませんね。
ではそこから視点をあげて、斜め上あたりからサイコロを見てみてください。ちょうど三面が立体的に見えてきます。三次元、つまりは3Dになった見え方がそこにあります。
そうです、これを応用してみましょう。なんとなく漠然と撮るのではなくどのように見せるのかを少し意識してみましょう。
対角線がいいライン
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| 立ちポーズで全身を入れるときも同じように斜めに立体的に収めるようにすると決まったポーズになります。 |
レトリバーが座っているとしましょう。カメラのフレームは横位置で構えます。ちょうどレトリバーの手から胴体までのラインをフレームの対角線のラインに沿うように合わせてみてください。
フレームの中に構図を取るときには、被写体の中心となるラインをどのように決めるかがポイントになります。ここでは対角線に中心ラインを取ってみたいと思います。
ちょうど一番上にアップしたサンプル写真だと右上から左下の対角線にレトリバーの体のラインを合わせてみたのがおわかりになるかと思います。
このように斜めから立体的に見せるだけで、とても見栄えよくフレームに収まります。対角線は右上から左下、左上から右下どちらのラインでも構いません。そのときの状況に応じて試してみてください。
立ちポーズでも同様です。今度はカメラのフレームは縦位置に構えます。横位置のときのようなはっきりとした対角線の流れはつかみにくいかもしれません。ですが同じように立体的に見える位置からフレーム内の対角線に近いラインに合わせて収めてみてください。きっと適当にフレームに入れていたときよりも収まり具合がいいのに気がつくことでしょう。
口元で表情を選んでみましょう
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| 舌を出している表情だとどことなく可愛らしさが感じられます。 |
犬は表情豊かだといいます。確かに喜んでいるときは嬉しそうな表情ですし、悲しい時は見ていて同情したくなるくらい寂しげな表情をします。
そして大きなレトリバーだとその表情の表れ方も顕著です。表情をコントロールして撮ってみましょう。ちょっとしたポイントを知ることで簡単にコントロールできるのです。そのポイントとは、口元です。
アップのポートレートを撮るときには、口元の違いで表情を変えることができます。口元が開いて舌を出していると可愛いというイメージになります。これはどの犬でもそうでしょうがこの舌を出しているところは人間から見てとても愛くるしい仕草です。そういう表情を撮りたいときにはこのポイントを応用してみてください。
可愛く撮るか、凛々しく撮るか
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| 口を閉じると一転凛々しい表情に早変わり。どちらかお好きなほうを選んでみましょう。 |
そして、逆に口元が閉じているところは締まった凛々しい表情に写ります。とくに大型犬だとどこか貫禄さえ感じさせる表情になります。
そんな表情を撮り分けるなんて難しいのでは、と思われてますか。いえいえ、じつはこれはとても撮り易いシーンなのです。
犬たちは常に舌を出したり、口を閉じたりを繰り返してますから、とくにお願いしなくてもこういう表情をしてくれています。そんな習性を利用して撮ってみればいいのですね。
愛犬のポートレートを撮るときは、お好みのイメージで撮りわけるといいでしょう。もちろん両方撮っておくのもいいです。まずは撮る前に愛犬などを観察してみましょう。きっとその表情の違いに気が付かれることでしょう。
次のページでは、飼い主と愛犬との対話のシーンを撮ってみましょう!