フラワーアレンジメント/花のタイプ別フラワーデザイン

【4月の花】デンファレ 花の小事典vol.27

12ヶ月のお花シリーズ第27回目。今回は、洋蘭でおなじみの「デンファレ」をクローズアップ。知っているようで知らなかった事や、お花の知識に役立ててください。

大西 里美

執筆者:大西 里美

フラワーアレンジメントガイド

フラワーアレンジに役立つ!花の大事典シリーズVol.27です。今回は、ランでなじみのあるお花「デンファレ」です。手軽に飾れて優雅さを楽しめるお花です。

**デンファレの花言葉は「わがままな美人」!**



真っ白がまぶしいデンファレ
学名 Dendrobium
分類 ラン科デンドロビウム属
原産地 オーストラリア、ニューギニア、ティモール
別名 デンドロビウムファレノプシス
開花時期
花言葉 お似合いのふたり、可憐、わがままな美人・魅惑

**可憐で上品なラン「デンファレ」**



可憐な花姿と上品さを併せ持つ花、それが「デンファレ」です。華やかな場所である結婚式やイベント会場などによく飾られているお花でもあります。しかし、家庭用のランとしても手ごろでなじみやすく、だからといって安っぽさはなく、改まった感じのする最もポピュラーで上品な花なのではないでしょうか。このようにデンファレは、様々なシーンで利用できる花といえそうですね。

ところで、デンファレとはデンドロビューム・ファレノプシスを短く略したものって知ってましたか?名前の由来は、ギリシャ語で樹木という意味の「デンドロン」と生命・生活を意味する「ビオス」をあわせたもので、樹木に着生する性質を持っているそうです。また、ファレノプシスはコチョウランのことを意味し、花の形や咲き方が似ているからだということですが、なるほどその伸びやかな花姿はコチョウランにも似た美しさがありますね。
現在、デンドロビウム属はラン科の中でも最も多く普及しており、日本では約200種が栽培されているそうですが、特に沖縄での生産が盛んだということです。普通日本での開花時期は秋ですが、東南アジアで日本向けの栽培が盛んに行なわれているので、季節には関係なく一年中いつでも手に入るようになったそうです。

フラワーセラピー的な効果といえば、やはりランの香りでしょう。デンファレは優しい香りですので、気持ちを落着かせ、清々しい気持ちにさせてくれるでしょう。その香りから、気管支炎や喘息などの気管支や肺の働きを助ける効果があるそうです。
デンファレは花持ちも良くリーズナブルですので、見ているだけで気持ちが優しくなれるお花ですので、ぜひ皆さんも楽しんでくださいね。

**デンファレ参考サイト**


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