ビーズ/ビーズの知識とテクニック

オリジナルビーズアクセサリーに挑戦 2

ビーズアクセサリーのオリジナルレシピを作るシリーズ。第2回目の今回は、デザイン画の描き方と試作のコツについて解説します。

岡野 陽子

執筆者:岡野 陽子

ビーズアクセサリーガイド

前回までに得たアイデアを、具体的な形にしていきましょう。
ここが一番の要(かなめ)なので、時間をかけ、じっくり取り組んでくださいね。
※記事中に分からない用語が出てきたときは>ビーズ基本用語集

デザイン画(ラフ)を描いてみよう

オリジナルデザインのビーズアクセサリーに挑戦
ガイドは100円ショップのらくがき帳を愛用
デザイン画といっても、細かく描く必要はありません。だいたいどんなビーズがどこに来て、どんな材料が必要になるかということが分かれば良いので、ラフスケッチでじゅうぶん。あくまでも自分の中でイメージを整理するためのものです。 イメージを絵にすることで、思わぬ発見や新しいアイデアが見えてくるものです。必要に応じて文章も添えながら、思いつくまま、どんどん自由に書いてみましょう。軽く色を塗ってみてもかまいませんよ。

つなげるタイプは実際にビーズを並べて

オリジナルデザインのビーズアクセサリーに挑戦
並べるときはピンのぶん隙間を開けて(上)。糸やテグスに通すときは隙間なく(下)
ビーズをピンでつないだり、一列に通すデザインの場合は、直接ビーズを並べながら考えてもOKです。このとき、右図のようなデザインボードがあると便利。 並べ終わったらデジカメで写真を撮ったり、スケッチをしたりして、順番が分からなくならないようにしておきましょう。 ※この方法をとる場合には、次の「設計図」や次ページの「試作」は省いてもかまいません。

設計図(プラン)を描いてみよう

オリジナルデザインのビーズアクセサリーに挑戦
上のテンプレートも100円ショップで購入
レシピによっては、もっと詳しい設計図を描いたほうが良い場合もあります。 特にテグスで編んで作るものや、バランスをとるのが難しそうなもの(例:長さの異なるチェーンを何本か吊るして動きを出したピアス、など)は、実物のビーズやパーツと同じ比率で絵を描き、仕上がりをシミュレーションしてみましょう。 設計図を描くときに便利な下敷きを用意したので、プリントアウトして使ってみてください。

イメージを整理するために、図を描くのはとても有効です。ただし、それもあくまで「予想図」。

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