ビーズ/ビーズの知識とテクニック

初心者にもおすすめ! 手作りビーズアクセサリーの種類(2ページ目)

「そもそもビーズアクセサリーって、どうやって作られているの?」という初心者さんへ。ビーズアクセサリーの主な種類と、それぞれに必要な材料・テクニックをご案内します。ぜひ色々なテクニックに挑戦して、デザインの幅を広げてみてくださいね!

岡野 陽子

執筆者:岡野 陽子

ビーズアクセサリーガイド

繊細な美しさ……糸で編むビーズアクセサリー

オフルーム
オフルームのラリエットとリング。この「きっちり感」は、糸編みならでは。
織り機と糸
織り機(左)と専用の糸(右)。織り機も糸も様々なメーカーから発売されています。
ビーズ用の糸で編んで形を作る方法です。専用の織り機を使う方法と、針を手で持って編む方法(オフ ルーム、ビーズステッチなどとも呼ばれます)があります。古くからある伝統的な手芸技術で、ヨーロッパの貴族に愛された歴史もあります。

小さめのビーズを使用することが多く、隙間なく編むことができるので、他のどの技法よりも緻密で繊細な印象に仕上がります。

織り機を使うと幅の広い作品も簡単に作れ、バッグやタペストリー作りには最適。一方、手で編む方法はあまり大きな作品には向いていませんが、ステッチを工夫して、複雑で立体的なデザインを編むことができます。独特の風合いが人気を呼んでか、最近はレシピ本なども増えてきたようです。
 

個性的な仕上がり! 副素材で形づくるビーズアクセサリー

ワイヤー・フリーメタリコ
ワイヤーワークのブレスレット(左)と、フリーメタリコを使用したブローチ(右)。
織り機と糸
フリーメタリコ(左)やワイヤー(右)には、様々な太さや色があります。)。
純銀クロッシェ
銀糸のしなやかさを活かした純銀クロッシェ。繊細さが美しい。
ビーズそのものと同時に、アクセサリーを形づくるための副材料を活かす技法です。具体的には、金属素材のワイヤーやフリーメタリコ、銀糸などがよく用いられます。

ワイヤーは、アルミニウムやスチールでできており、太さや柔らかさは様々。ビーズを通したり、加工して留め具として使います。一方、フリーメタリコは、網状の金属素材です。ビーズを包んだり、広げて花びらや羽根などに見立てて使うことも可能です。また、銀糸は、文字通り銀でできた細い糸。ビーズを通しながらかぎ針で編む「純銀クロッシェ」という技法があり、専門に教えてくれる教室もあります。

そのほかにも、紐にビーズを通して編んだものや、布や皮などを使ったビーズアクセサリーもありますね。いずれも自由な形を作りやすいので、個性的なデザインを表現することができます。
 
あなたが作ってみたいアクセサリーは、どのタイプでしたか?もちろん、ひとつのアクセサリーに複数の技法を取り入れることもあります。ぜひ色々なテクニックに挑戦して、デザインの幅を広げてみてくださいね!
 

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