アート・美術展/アート・美術展関連情報

飾る絵1枚で上品な廊下に変身(2ページ目)

自宅にアート作品を飾ってみよう!美術館などで鑑賞するのとはまた別の楽しみがあります。作品をどのように選べばいいのか、どのような場所で購入すればいいのか、といったことを簡単にご紹介します。

執筆者:橋本 誠

買う場所を決める

GEISAI#10
GEISAIなどのフェスティバルでは、フリーマーケット感覚で楽しみながら作品を見ることができる
作品を飾る場所が確保できたら、いよいよ作品を探してみましょう。初めての方には、作品を直接見ることができるギャラリーやショップ、気軽に覗くことができるアートマーケットなどのイベント、たくさんの作品や情報を見ることができるインターネットギャラリーなどがおすすめです。

【ギャラリー/ショップで買う】
  • ギャルリー東京ユマニテ(京橋)…加納光於、宮崎進、流麻二果、河口彩など著名作家から若手作家まで広く作品を扱うギャラリー。銀座・京橋周辺では比較的広い展示スペースを持つ。
  • ギャラリーエス(表参道)…2つのギャラリースペース、BOXギャラリーの3箇所で展示が行われている。店内カウンターには取り扱い作家の作品も常時展示。
  • NADiff(表参道)…アートショップに併設してギャラリー展示が行われている。本屋に立ち寄るように、気軽な感覚で足を運ぶことができる。
  • Tokyo Art Beat(検索サイト)…首都圏の美術館やギャラリーで行われているイベント情報を網羅的に紹介しているサイト。「絵画」「写真」などジャンル別、「銀座・新橋」「表参道・青山」など地域別に検索することができる。
  • Geiriki(検索サイト)…日本で最もギャラリーが密集している新橋・銀座・日本橋など、都内中心部の展覧会情報が充実。
ギャラリーでは、常にたくさんの作品を見れるわけではないので、ホームページなどでどのような展覧会が行われているのかチェックしてから出かけることをおすすめします。

また、展示されていない作品があったり、作品が置いていなくても資料で見ることできる場合があるので、気になる展示があったらギャラリーのスタッフの方に相談してみるのがよいでしょう。

【イベントで買う】
  • GEISAI…現代アーティストの村上隆の呼びかけにより開催されているアートイベント。たくさんのブースに、プロデビューを狙うアーティストの作品が並ぶ。次回は2007年夏の開催予定。
  • Design Festa…年2回開催されている、日本最大のアート・デザインマーケットイベント。次回は2006年12月2(土),3日(日)に開催。
  • take art collection…青山のスパイラルで毎年開催されているフェスティバル。次回は2006年12月に開催予定。インターネットサイトでも作品を購入することができる。
イベントの魅力は、何よりも気軽に足を運べることと、たくさんの作品を一度に見ることができるところです。

また、アーティストが直接出展していることが多いので、作品のことをいろいろと聞いてみたり、値段の交渉をするといったことも可能な場合があるかもしれません。

【インターネットで買う】
  • Art Bazar Japan…350名以上のアーティスト、2,100点以上の作品を掲載しているサイト。カテゴリ別、アーティスト別、価格別などで作品検索をすることができる。
  • TAGBOAT…不透明になりがちな作品や作家の情報、海外での評価などを合わせて紹介しているサイト。著名ギャラリーや旬のトピックによる特集ページは見ごたえがある。
  • GALLERY219…目黒通り沿いに実店舗も構える絵画専門のインターネットギャラリー。常時合わせて5万点以上の作品を扱っている。額(フレーム)の品揃えも充実。
近頃ではインターネットギャラリーでも作品の扱いが充実してきています。こまめにチェックをして、気になる作品があったら実際に問い合わせて見に行くことができる場合もあります。作品のディテールは分かりにくいですが、効率的に探すことができます。

作品探しもひとつの楽しみだと考えて、あせらずお気に入りの作品をじっくりと選んでいただくのがよいと思います。

最後のページでは、額縁の選び方などもご紹介!
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