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クールベ、マネ 近代美術のはじまり(4ページ目)

フランス革命、産業革命などの影響のもとに、独自の絵画を生み出したクールベとマネ。近代美術の始まりとされている2人を中心に紹介する「巨匠で見るアート」第4回。

執筆者:橋本 誠

近代美術のはじまり

18~19世紀のヨーロッパでは、自然科学の進歩、科学知識の実用化、資本主義の発達、産業の合理化などの動きがあり、人々の日常生活にも大きな影響を及ぼしました。絵画をはじめとする芸術もまた、これにより大きな変革が訪れたといってもよいでしょう。

クールベやマネは、激動の時代の中で絵画のあるべき姿を見つめ直し、独自の手法を確立していった画家です。後に様々な主義が短期間のうちに興隆し、それぞれが個性的に新しい芸術を目指していくという近代美術の出発点に位置づけることができると思います。

【関連記事】【関連サイト】
  • 19世紀絵画教室……19世紀の絵画を紹介するサイト。クールベやマネの作品紹介もあり。
  • アート at ドリアン……西洋美術史の運動様式に沿って説明と画像を掲載しているサイト。


いかがでしたでしょうか。近代美術のはじまりを語るのにはかかせないクールベとマネの作品。もしも今後見る機会があった時には、この記事のことを思い出していただければと思います。

「巨匠で見るアート:近・現代編」の次回は、マネの作品を受け入れた印象派の画家、モネとセザンヌを取り上げます。お楽しみに!
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