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いくら貯める?幼稚園・小学校から私立コース(2ページ目)

コース別教育資金準備の目安額を整理しましょう。今回は、幼稚園・小学校から大学まで、ずっと私立の場合です。

豊田 眞弓

執筆者:豊田 眞弓

教育費 ・ 奨学金ガイド

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幼稚園・小学校から私立コースで貯める目安額は?


「幼稚園・小学校から私立」を検討する場合、子供の教育資金は、いつ頃までに、どれくらい準備をすればいいでしょう?

このコースを選ばれるご家庭は、かなりのフロー(収入)があるか、ストック(貯蓄)が必要であることは前述の通りです。

小学校から考えると、16年間にわたって教育費が年間100万~150万円(小学校の時期は高めです)ほどかかり続けるため、長期的にストックとフローのバランスを見ていくことが必要です。

もしもフローだけでは厳しい場合にはストックが必要ですが、半分程度をストック、残りをフローでまかなうと考えた場合、大学が自宅通学なら1050万円、下宿なら1200万円は貯蓄としてすでにあることがポイントとなります。

当然ながら、全額をフローでまかなえる場合は貯蓄の必要はありません。逆に、実は収入は高くないけれども、相続などで入ったお金があるからと、全額をストックでまかなう場合は、前述の通り、大学が自宅通学なら約2100万円、下宿なら約2500万円が必要になります。

これの金額が幼稚園に入る前にすでに貯まっているか、目途が付いていることが重要です。

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<貯蓄目標額の目安>

幼稚園・小学校から私立 ⇒ 2歳までに目途をつける

□半分程度をストック、残りをフローでまかなう場合
・大学が自宅通学なら約2050万円
(下宿なら約1200万円)
□全額をフローでまかなえる場合
・貯蓄の必要はなし
□全額をストックでまかなう場合
・大学が自宅通学なら約2100万円
(下宿なら約2500万円)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ただし、上記はあくまでも目安に過ぎません。学校によってはもっとかかるところもあるますので、「わが家の場合」で調整をしてください。
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