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老後は何年くらい見込んで計画すればいい?~20年?

「30代からの将来設計」入門シリーズとして、今回は「老後を何年見込むべき?」という話をします。30歳~40歳で老後のことを考えろ、といってもぴんとこないことと思いますが、実は老後はとんでもなく長いのです!

山崎 俊輔

執筆者:山崎 俊輔

企業年金・401kガイド

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老後の期間を考えてみたことはある?

「30代からの将来設計」入門シリーズです。特に30代から老後資金準備をイメージする際の基本を紹介しています。

今回のテーマは「老後の年数」です。老後のお金を今から準備しておこう、といっても、「そもそもどれくらい老後があるのか分からない」のでいくら貯めていいのかイメージがつかないわけです。そこを少し明らかにしてみたいと思います。

あなたは老後の年数についてどういうイメージがありますか? 自分の両親や友人の両親のことを考えてみてください。
なんとなく「60歳ではまだ元気」というイメージがあり、「90歳はちょっと分からないなあ」という感じだと思います。もちろん、早くしてお亡くなりになる方もいますし、ずっと長生きする方もいます。

自分の老後の年数そのものは、それこそ神のみぞ知る、ということですから、正確に予見することは困難です。しかし、一般的なモデルをベースに想像をしてみることはできます。

また、想像をしてみる際には余裕をもって計画することがとても大事です。なぜなら、「老後を10年と見込んでお金を貯めておいたけど、思ったより元気で75歳を過ぎたらお金がまったくなくなった!」なんてことは困ってしまうからです(それでも公的年金はもらえますが)。

まずは統計から「老後の年数」を考えてみましょう。
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