文章:上野 やすみ(前任ガイド)
経済がわかる女って、ちょっとカッコイイですね。でも、新聞を読んでも分かるようなわからないような……。今さら聞けない基本のマネー用語を一緒に学びましょう!
GDPってなに?
GDPは、国の経済の力をあらわす指標の1つで「国内総生産」とよばれるものです(G=グロス(総計の)、D=ドメスティック(国内)、P=プロダクト(製品、生産物)の略)。
簡単に言うと、「日本国内でどれだけ新たなモノやサービスが生み出されたか」ということ。
例えば、パン屋さんで1個200円のパンを買ったとしましょう。その200円がそのままGDPに計上されるかというと、そうではありません。200円の中には、パン屋さんが小麦粉を仕入れるために払ったお金も含まれています。200円のまま計上してしまうと、小麦粉などの仕入れ代を2重に計上してしまうことになるのですね。そこで、あなたが払ったパン代200円から、パン屋さんが払った仕入れ代などを引いた金額、つまりは儲けの金額を「新たに生み出された付加価値」としてGDPに計上するのです。
このように、それぞれの人・企業が、日本国内で生み出した付加価値の金額を合計したのがGDPになります。
GDPとGNPの違いは?
GDPとよく似た名前の指標に「GNP(国民総生産)」があります。これは、「国民」がどれだけ新しい付加価値を生み出したかを表します。トヨタやソニーなどの日本企業が、海外で生産した製品やサービスなども含まれますが、その代わり外国企業が日本国内で生産した製品やサービスなどは含まれません。
以前は「GNP(国民総生産)」が、指標として使われていましたが、グローバル化が進んだ現代では「GDP(国内総生産)」が国の経済状態を表す指標となっています。
ちなみに、2008年の世界のGDPランキングでは、1位アメリカ、2位中国、3位日本となっています。
前年よりもGDPが大きく増えていたら、その国の経済が成長していると判断されます。投資先を検討するときにはGDPの伸び率もチェックするといいですね。
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