日本画関連情報

更新日:2004年08月24日

新聞小説「にぎやかな天地」に挿し絵連載中 portrait2-坂上楠生

編集部 All About 写真

現在、読売新聞朝刊に連載中の宮本輝氏の小説「にぎやかな天地」の挿し絵を担当している日本画家・坂上楠生さんに制作についてお聞きしました。

文章:松原 洋一(All About「日本画」旧ガイド)
SAKAGAMI NANSEI
         坂上楠生
1947年 三重県生まれ
1975年 東京芸術大学美術卒業→その他の情報

学生の頃に培った思いと、今までの研究の積み重ねが、私のこれからの 創作の視点になると考えます。 日本伝統の美と現代と西洋の美の相反するものの調和を、私にしか出来ない作品として創り出していきたいと思っています。

ホームページ

All About ガイドサイトで興味あるテーマ→【パソコン周辺機器】
    
◇制作の視点、今までの制作

私は東京芸大の油画専攻に入学して、少し心に余裕が出てきた事により創作内容を自分のやりたかった方向に切り替える事にしました。 それは、大和絵という日本古来の美と、現代に息づいている今の美の融合と、西洋と東洋の調和の実験でした。 その結果は「平安」や「VIVANT」「月下萩水」「波濤図」等の油彩画でコンクールに発表しました。
そうしている間に、実際に大和絵の技法を学びたくなり 日本画専攻の友人に習い自分でできる事は独学で学びました。 幸いな事に、その時期に大和絵の創作の機会を得る事ができました。 約十年の研究期間を経て福岡市美術館において初個展を開催し、それ以降も個展という発表の形をもって今日に至っています。


「花王」10F

※その他の作品→次ページへ
    
◇連載小説の挿し絵

私の画家として重要な仕事の中に、宮本輝氏の新聞連載小説の挿し絵があります。 今回、連載中の読売新聞朝刊小説「にぎやかな天地」で四回目となります。 初めての頃はとまどいも多く大変な仕事を引き受けたと弱気になった事もありました。 二回目の「人間の幸福」の時、宮本輝氏より「自分の好きなものを描いてみれば…」との言葉で、肩の力が抜け、自由奔放に作画・表現が出来るようになり、今は、心から楽しくこの仕事をさせて頂いています。
この様に、連載の挿し絵で発見した様々な表現方法は、これからの私の創作において、大きく影響を与えてくれるものと楽しみにしています。


読売新聞朝刊連載中挿し絵「にぎやかな天地」プロローグ

※その他の挿し絵作品→坂上楠生ホームページから



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(執筆者:松原 洋一)

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