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更新日:2004年07月22日

週刊【山田真巳エッセイ】(その9) 髪の毛の量で決める

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ニューギニア高地には古くから伝わる"シンシン"とよばれる年一回の大祭がある。各部族はそれぞれ独自の伝統にもとづき、独特の化粧とコスチュームで歌い踊りまくるのだ。

文章:山田真巳
YAMADA MASAMI
         2004年 パプアニューギニアへ取材旅行

左は「ウイッグマンスケッチ」
パプアニューギニアには700部族、700言語もあるといわれている。特に ニューギニア高地のお祭は多彩だ。奇抜な化粧に極楽鳥の羽で飾りつけた勇壮な戦士 たちも登場する。


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山田真巳略歴
    
髪の毛の量で決める

赤道直下の国、パプア・ニューギニアは世界で2番目に大きい島だ。その中央部には3000メートル級の山々が連なり、その一帯はニューギニア高地と呼ばれている。冬には、4500メートルの最高峰、ウイルヘルム山には雪も積もる。この高地には古くから伝わる"シンシン"とよばれる年一回の大祭がある。各部族はそれぞれ独自の伝統にもとづき、独特の化粧とコスチュームで歌い踊りまくるのだ。この高地中央部、エンガ地方に、ウイッグマンと呼ばれる部族がある。この部族では、子供の時から切った自分の髪の毛を貯めておく。そしてその髪の毛で大きなかつらが作れる年齢になると、その髪の毛で祭礼用のかつらを作り、それを被って初めてシンシンに参加できる。これがこの部族の成人式なのです。普通ある年齢になると成人したと認められるが、年齢によってではなく、体の成長、つまり髪の毛の量で決める彼らのやり方の方がひょっとして正解なのかな、と思ってしまった。


「シンシン屏風(部分)」(クリックで全体図)

毎年ニューギニア高地の中心地、マウントハーゲンとゴロカで“シンシン”と呼 ばれる歌と踊りの大祭が開かれる。各部族ごとに独特のいでたちで、自慢の歌と踊り を延々と披露する。


※次回は「海底90メートル」です。     

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