再春館製薬所に勤務。美容アドバイザーの経験と本人の好奇心から学んだ知識で「いきいきと年齢を重ねる女性…
提供:再春館製薬所
肌のお手入れの基本
更新日:2010年01月12日
「基礎化粧品は、どんなアイテムを使っていますか?」とたずねたとき、種類・アイテム数が多い少ないにかかわらず、最多登場するのが「(何かしらの)化粧水」。特に、“日本人女性は化粧水が好き”…なんて話も耳にすることがありますが、今回はそんな化粧水にまつわる話です。
「基礎化粧品は、どんなアイテムを使っていますか?」とたずねると、様々な回答があります。が、種類・アイテム数が多い人も少ない人も含めて、最多登場するのが「(何かしらの)化粧水」。特に、“日本人女性は化粧水が好き”…なんて話も耳にすることがありますが、今回はそんな化粧水にまつわる話をしたいと思います。
昔から水は生活のなかで身近な存在だった日本
日本で化粧水が広まったのは、江戸時代といわれています。当時はスキンケアとしてではなく、おしろい粉を溶くための水やおしろいの下地のような役割で使われていたようです。それが、やがて時代とともに変化して今のような基礎化粧品アイテムとしての位置づけになりました。
基礎化粧品の中でも、化粧水を好む傾向が強いといわれる日本人。確かに欧米の基礎化粧品はクリームやオイルなどが主流で、化粧水は洗顔後の肌を整える程度の存在であることが多いようです。湿度が高い日本では、油っぽいものよりもさっぱりとした水溶性のものが好まれるからだ、とか理由は諸説ありますが、私としては、日本人にとっての「水」というものの存在や意識が関係あるのかな、と思います。
暑さをしのぐ打ち水、清めの水、豊かな水田、湯浴み、日本の伝統文化の中に水という存在は欠かせませんね。他にも、「水もしたたる…」と表現されるように、若々しくつややかなものの表現としても使われます。良い香りがしたり、肌にとって心地良い「水」としての「化粧水」が受け容れられやすかった背景には、こういう生活スタイルがあるのかな、と思うのです。
また、硬水が多い欧米と比べてやわらかで甘い軟水に恵まれていることも影響しているかもしれませんね。以前の記事でお話ししたように、キメが細かく皮膚が薄い傾向にある日本人の肌は、どちらかというと刺激に弱く乾燥しやすい。そんな肌にとっても、化粧水状のものというのはなじみがよかったのかもしれません。
今使っている化粧水の目的や働きを知っている?
ひとくくりに「化粧水」と呼んでいますが、実は様々な目的や種類の化粧水があります。
何となく水分を補っているイメージが一番に浮かぶかもしれませんが、他にも汚れを拭き取ることが目的の化粧水、アルコールなどの揮発性を利用した収れん化粧水、日焼け後の肌を沈静させるカーマインローションなどもありますね。化粧水といっても、かなり大きなくくりでの名称にしかすぎません。
だからこそ、きちんと目的を理解して使うことが大切です。たっぷりバシャバシャと化粧水を使っているのにいつまでも乾燥する…といいながら収れん化粧水を使っていた、なんてことも事実ありえます。何となくのイメージとか、色とか、ボトルとか、液がサラサラしているとかそうでないとか、だけでなく、その働きをしっかり確認して使いましょう。
化粧水の正しい使い方を次のページで