財務省の一室
11月のある日の夕方。ガイド山口は、カメラと照明が準備された財務省の一室でフリーアナウンサーの久保純子さんをお待ちしていました。久保さんは「個人向け国債」のイメージキャラクター。新聞広告の企画で自分にあった資産運用とは?というテーマでお話をすることになっていたのです。
財務省といえば、旧大蔵省。国のお金を管理しているところです。重厚な建物は戦前に建てられたもので、各お部屋のプレートは今どき珍しい、筆文字の手書きで「西○○」と書かれています。(中庭を挟むコの字型の建物は、どこにいるのか分かりやすくするため、部屋に方角が書かれている)
天井が高いそのお部屋は、壁紙、カーテン、イスと机、レトロでまるでドラマセットのようでした。さあ、そのお部屋に久保さんがいらっしゃいました。白いスーツにロングヘアーで、主役の登場でお部屋がパッと明るくなりました。
「お金のことはわからない初心者の代表です」とおっしゃる久保さんは、2人のお子さんのママで、ご主人様とよく「老後は海外もいいね」なんて話をなさるそうです。
「ステキ!お金が貯まる近道は夫婦で一緒に将来が語れることなんですよ、みなさん拍手!」とガイド山口。財務省、新聞社などの関係者一同拍手喝采。そんな風に、大勢のギャラリーに囲まれた取材も和気あいあいと進みました。
3年ものの個人向け国債
お話の合間に、財務省の方から「来年夏に、3年ものの個人向け国債を毎月発行するのが決まりましたが、どう思います?」と聞かれました。
国債の大量発行については、別の機会に譲ることにして、金融商品として考えた時には、と前置きしてお答えしました。
「5年、10年先のことは分からないけれど、3年は使わないお金で、元本を減らしたくない人にとっては買いやすい商品ですね。毎月1万円ずつ買えるのはいいけれど、毎月金融機関に行ったり、手続きをするのも大変なので、積立定期預金のように自動引き落としが出来ると便利です。あとは金利次第でしょうか」
毎月自動引きとしも検討はされているようですが、11月の時点では実現は決まっていないとのことでした。3年もの発行の経緯は、やはり『個人』にもっと国債を買ってもらいやすくするため。報道では、1年もの2年ものの商品も検討されているとか。
金利は、来年の発行条件を待たないと分かりませんが、固定金利「基準金利—0.03%」になります。(基準金利とは、募集期間開始日の2営業日前において、市場実勢利回りを基に計算した期間3年の固定利付国債の想定利回り)
※参照:
「個人向け国債の新商品(3年固定金利型)の導入について」(財務省ホームページ)
半年ごとに利息がつくので、毎月国債を買うと半年後からは、毎月利息が受け取れることになります。
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