家を「夫婦共有で買う」のはよくあることです。「共有」が成り立つためには、「夫婦でお金を出し合う」ことが前提で、「何となく共有にしておく」ではダメ。2人でお金を出し合ったうえで、2人の持ち物として「所有権の登記」をすることになります。
ところで、「共有」という認識はあるけれど、実際に「所有権の登記」をする段階になって、司法書士に「持分はどうしますか?」と聞かれて、頭を抱えてしまうケースも。以下で「持ち分の考え方」のキホンを確認しておきましょう。
【記事のインデックス】
「誰がどれだけ出したか?」を把握 ……1P目
「持ち分は出した分だけ」がキホン ……
2P目
「誰がどれだけ出したか?」を把握
共有の考え方を整理しよう
持ち分を決める際のキホンは、まず、「いくらかかったか」を把握すること。次に、「誰がどれだけ出したか」を整理することです。
1つの例を見てみましょう。家を買うために、全部で3,000万円かかり、それを夫婦で出し合ったケースを考えます。
「いくらかかったか」→全部で3,000万円
誰がどれだけ出したかについては、例えば次のように整理します。
「夫が出したお金」→ローンを組んで2,000万円
「妻が出したお金」→貯蓄から1,000万円