2010年も、残すところあとわずか。今年もさまざまなことがありました。行く年、来る年、海外旅行にまつわる国際時事10大ニュースを特集します。それではスタート!
第10位 「できちゃったものは、しょうがない」茨城空港開港
日本初のローコストキャリア専用空港として2010年3月開港した茨城空港
日本で98番目の空港となる茨城空港が、2010年3月、ついにオープンしました。前代未聞、国内線定期便が就航しないまま迎えた開港日でしたが、上海片道4000円・ローコストキャリア春秋航空の就航で大きな話題に。「できちゃったものは、しょうがない」。ときの国交大臣のこのひと言は、これまでの空港行政の在り方、前政権への批判・皮肉をこめた言葉として、記憶に大きく残りました。
現在、茨城空港には、春秋航空、アシアナ航空、そしてスカイマークが定期便を就航。羽田・成田に次ぐ首都圏第3の空港の、今後の行方が気になるところです。
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茨城空港
第9位 15年ぶりのビッグな円高 海外旅行は回復基調に
15年ぶりのビッグな円高で海外旅行市場は活況に
昨年来、円高が止まりません。長引く円高で輸出産業が大打撃を受けるなか、海外旅行市場は回復基調に。しかし1995年当時の円高と大きく違う点は、日経平均株価の低迷ぶりです。世界的に円が強さを増す一方で、国内景気や雇用情勢が好転しない点で、海外旅行者数の伸びも往時に比べ、勢いがないのが特徴です。
さらに気になるのは、訪日外国人客の推移でしょう。日本経済立て直しの起爆剤として、期待が高まる観光立国への道。15年ぶりとなった今回の円高は、観光業界において、長短あわせもっているのが特徴です。
円高関連では、行きどきのデスティネーションをランキング形式で紹介>>>
円高の今、行きたい海外旅行先ベスト10
第8位 観光立国への道 菅政権の新成長戦略に観光が
訪日外国人客を呼び込むための施策が盛り込まれた菅政権の新成長戦略
新たに発足した菅政権。6月に発表された新成長戦略のなかにも、観光立国にもとづいた幾つかの閣議決定が盛り込まれました。そのなかでも目をひいたのが、国際医療交流=メディカルツーリズム(医療観光)です。医療を国家の観光資源として捉え、海外からの観光客を増やそうとする取り組みです。
とはいえ観光立国への道は、遠く険しいといえましょう。秋に開催された事業再仕分けでは、観光予算の削減・廃止等が目立ちました。雇用創出に欠かせない観光分野の促進も、なかなかスムーズに行かないのが現状です。