生命保険で老後資金を準備する23.1%
貯金と保険、私にはどちらがメリットがあるのかしら・・・・
『生命保険に関する全国実態調査(速報版)』(生命保険文化センター平成21年12月発行)によると、「現在準備しているもののうち、老後の生活資金をまかなうための経済的準備手段として期待できるもの(複数回答)」は、
- 1位 預貯金・貸付信託・金銭信託 41.7%(43.4%)
- 2位 生命保険 23.1%(31.6%)
- 3位 個人年金保険 16.3%(16.4%)
- 4位 不動産 15.9%(16.1%)
- 5位 有価証券 9.4%(10.8%)
でした。しかしすべて前回の調査(平成18年)より減少しています。逆に増えているのは、
- 傷害保険(年金払積立傷害保険) 3.1%(0.8%)
- その他 1.4%(1.3%)
- 期待しているものはない 30.3%(27.3%)
「期待しているものがない」が30%超というのは寂しい限りです。尚、( )は平成18年の調査結果です。
今回は、第2位に上がった「生命保険」の中でも、一般に老後資金作りにどちらかと言うと向いていると言われる「養老保険」について考えてみます。
養老保険とは
生命保険は主契約の面から、定期保険・終身保険・養老保険の3つに大別することができます。それぞれの特徴は次の通りです。
【定期保険】
保険期間中に死亡した場合に死亡保険金を受け取る保険で す。比較的安い保険料で大きな死亡保障を得ることができます。満期保険金はありません。
【終身保険】
死亡した場合に死亡保険金を受け取る貯蓄性の高い保険です。満期保険金はありませんが、解約返戻金があります。
【養老保険】
保険期間中に死亡した場合には死亡保険金を、満期時に生存している場合には満期保険金を受け取る貯蓄性の高い保険です。死亡保険金と満期保険金は同額で、解約返戻金もあります。
養老保険は、被保険者の生死に係わらず一定額の保険金を受け取ることができ、お金が急に必要になったときには解約返戻金あるいは契約者貸付を受けることができます。また、保険期間中に所定の身体障害状態なった場合には、以降の保険料払込は免除、というものもあります。以上の特徴から、死亡保障はそれほど必要はないが老後資金は準備したい人には利用価値がある保険と言えるでしょう。