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更新日:2008年12月27日

ハードな自転車競技「シクロクロス」とは?

秋の終わりからシーズンインする自転車競技をご存知でしょうか。いまや自転車の世界でも秋・冬は“シーズンオフ”ではありません。今回は自転車をオールシーズンのスポーツへと変化させたシクロクロスのお話です。

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真冬のスプリントバトル開幕!

シクロクロス
右)自転車を抱え、シケイン(障害物)を飛び越える、左)ピットエリアで選手を支えるメカニック
自転車でオフロードを駆け抜け、自転車を降りたかと思えば今度は自転車を担いで、そして障害物を跳んで……初めて見た時にはきっと驚きを隠せないハードな自転車競技、それがシクロクロス。クロスカントリーの自転車版ともいわれ、冬の間に行われる競技です。コースは一部舗装路も含むもののその大部分はオフロード、規定上では「コースの90%が走行可能であること」とあり、残り10%は障害物などあるために自転車を担いで、障害物を跳んだりしなくてはならないことも! つまり、自転車競技でありながら自転車には乗れない区間もあるというところが最大のポイントです。距離は2.5~3.5kmの周回路を一定時間内で回ります。

また悪路を走ることになるために、レース中のパンクや不具合などのメカトラブルを起こしやすくなります。そのためにピットエリアでレース中に機材の交換が可能なこともシクロクロスの大きな特徴のひとつ。選手1人につき2人のメカニックを付けることができ、そのメカニックの力量によって成績が大きく変わることもあります。

そんなシクロクロス、近ごろロードやMTBのプロ選手がシーズンオフにも参加するようになり、注目度が上がっています。フランスで100年ほど前に始まったシクロクロスですが、冬のヨーロッパでの人気は抜群。特にベルギーはシクロ王国といわれるほどの盛況ぶりで、国際大会では常に上位を独占しています。日本でも近年では選手の強化など普及への動きが盛んになっています。

>>次のページでは、シクロクロスで使用されるマシンについてご紹介>>
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この記事の担当ガイド

写真

今坂 純也

創刊から22年の歴史を持つ自転車専門誌『バイシクルクラブ』の編集長

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