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モーターを制御する「ESC」の仕組み

「ESC」はモーターの回転数を制御し、マシンのスピードを決定する装置です。その仕組みはブラシモーター用とブラシレスモーター用とで、大きく異なります。今回はその違いについて解説します。

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電動カーの動力源であるモーターの回転数は、電流の量が多いか少ないかで決まります。バッテリーから送られる電流量をコントロールし、モーターの回転数を決める装置が「ESC(エレクトロニックスピードコントローラー)」です。R/Cの世界ではESCという呼び名のほかに「スピコン」や「アンプ」とも呼ばれています。

ESCはモーターの種類によって適合するモデルが異なります。前回解説したとおり、R/Cで使用されるモーターは「ブラシモーター」と「ブラシレスモーター」の2種類。ESCにもブラシモーター用とブラシレスモーター用が存在し、それぞれ異なった機能を持っています。

電流量を制御するブラシモーター用ESC

ブラシモーター用のESC。電流量を制御することで回転数を変える
ブラシモーター用のESC。電流量を制御することで回転数を変える
ブラシモーターで使用するESCは、電流値をコントロールして回転数を調節するタイプ。ブラシモーターは直流で電気を受けるため、ESCを通さずに電流を流すと一定の回転数しか得ることができません。ESCはマシンを加速させたいときに電流量を増やし、逆に減速するときには電流量を減らしてスピードを調整するのです。


ドライバーが任意に電流量を調整できるタイプのESC
ドライバーが任意に電流量を調整できるタイプのESC
ESCの性能は内部抵抗がいかに低いかで表されることが多く、より回転をスムーズに変えられるものが上位モデルとされます。またレース用のモデルでは、ドライバーのスロットル操作に合わせ、どの程度の電流を流すか任意に設定できるものも存在します。さらにパソコンと接続でき、画面上で簡単にESCの設定ができるものなど多機能なモデルの開発も進んでいます。


次のページは、ブラシレスモーターに使用されるESCを紹介します。

更新日:2008年03月18日

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