電動カーの主流となるバッテリーは二次電池の「ニッケル水素バッテリー」です。二次電池は一般的な乾電池とは違い、充電して使用します。そこで必要になるのが専用の充電器です。
対応していない充電器の使用はNG
 |
| R/C用の充電器の大半は、充電中にバッテリーの電圧変化を検知しながら理想の充電方法をとる仕組みになっている |
専用の充電器が必要な理由は、ニッケル水素やニッカド、リポなど種類別に理想的な充電方法が異なるから。対応していない充電器を使った場合、もちろん効率のよい充電はできません。しかも電池を痛めてしまったり、最悪の場合は電池が破裂する事故にもつながりかねません。
こうした充電時の事故を防ぐために、必ず種類別で対応している充電器か専用充電器を使用しましょう。ほとんどのモデルは充電時の電流値を設定すれば、あとは自動で理想的な充電を行ってくれるので安心です。
放電で劣化を防ぐ
 |
| R/C用バッテリーの放電器。バラセルをセル単位で放電できるものや、パックごと放電できるものまでさまざまなタイプが存在する |
では頻繁に充電すればいいのかというと、そんなことはありません。たとえば走行を楽しんだ後など、電流が残った状態で充電してしまうと、バッテリー本来の能力を発揮できないことがあります。R/C用のバッテリーの多くは、使用後にケアしないと劣化してしまうのです。そのため使用後は放電をしなければなりません。
ただし、放電の際に注意することは、放電が完了し空になったバッテリーのままで保管をすると、余計劣化を早めてしまいます。放電をした後は500mAhほど少量の電流を充電した状態で保管するのがベストです。使用する際に再度充電を行えば、出力特性の劣化や容量の低下を防ぐことができ、さらにバッテリーを均一に保つことができます。
放電は専用の放電器を使います。充電器と同様に放電器も自動で管理されるものがほとんど。パックごと放電できるものからバラセルのセル単位で放電できるものまでさまざまなタイプがあるほか、充電と放電がひとつの機器でできる「充・放電器」も各メーカーから販売されています。
次のページは、バッテリーのコンディションを知る方法を解説します。