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更新日:2005年12月03日
2006年1/21公開の『博士の愛した数式』は本を販売する人に愛された同名小説の映画化。はたして、博士の愛した数式とは、どんな数式なんだろう?と見始めることに。ズバリ!!予備知識ゼロの状態です。
ぼくの記憶は80分しか持たない
『博士の愛した数式』(2005)
<<10年前の交通事故により転載数学者の「博士」(寺尾)は80分間しか記憶がもたなくなっている。そこに家政婦として通うことになったシングルマザーの杏子(深津)は10歳の息子ルート(齋藤)とともに、数式を愛する博士の世界を楽しみはじめることに。>> 博士との言動に微笑ましさを感じて笑ったり、ルートと母の帰り道の会話に人として大事な事を再認識させられたり、もちろんさわやかな涙も流せます。なにげなく散歩している、その景色の美しさ。三人が並んだ時の光景。ハデな宣伝がされない作品らしいので、目にする機会は少ないかもしれませんが、これはオススメです。 今、生活しているうえで必要でない知識。いや、必要としない知識。もしかしたら昔習った事、見たことがあるかもしれない数字に関するあれこれ。不思議と見ていると分かった気分になれている自分がいた。苦手な科目がある人も、見線をかえることができるきっかけがあれば(与えられたり、自身で見つけたり)、苦手をのりこえられる。それによって自分のいる世界は、違って見えてくるかもしれない。そんな勇気、そして人に対する優しさ、思いやりを学べ・考えられる物語。その意味では、若い世代の人が見てもいいのだと思えます。 一番最初に思ったのは、大人になったルート先生を演じた吉岡さんが初めての授業で、自己紹介がわりに生徒に聞かせるあだ名:ルートの由来。数学嫌いの子にも楽しめる数式のお話。その楽しさから、自分自身の中学時代の数学の先生と、高校時代の数学の先生を思い出しました。どちらも強烈な個性をお持ちでした。感謝しているのは高校時代の先生—厳しかったけど、愛情を感じたし、教え方でこうも楽しく学べるものなんだな、と。お陰で、苦労せず成績もアップした。ルート先生の数字に対する思いは、博士から多大な影響を受けている。しかも見ている物に、心地よく伝わってくる。しみじみと、ほのぼのと。ルートのような先生を育てた博士は素晴らしい。そして博士と時を過ごした母子の温かさ。人間っていいな、と思えます。[2005/10/17]
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『博士の愛した数式』 |
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(執筆者:南 樹里)
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