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更新日:2005年03月22日
映画の来日会見・インタビューをお届けします。
[2005/3/3]
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2005年初夏、シネ・アミューズにて公開の『樹の海』(配給:ビターズ・エンド)の完成披露試写会にて瀧本智行監督と出演者の萩原聖人氏、井川遥さん、池内博之氏、津田寛治氏、塩見省三氏が汐留のスペースFS汐留にて舞台挨拶を行いました。 年間自殺者が3万4千人を超える日本。とくに富士山の麓にひろがる<青木ケ原の樹海は自殺の名所>とも言われ、2003年には100体(年間)を超える遺体が発見されてたそうです。 命の交差点<樹海>も舞台にし、<生と死>をテーマにした群像劇で「生きよう」という願いを込めて撮られた作品は4つのエピソード<episode1>090金融、タツヤ(池内博之氏)の物語。<episode2>公団職員、朝倉(萩原聖人氏)の物語。<episode3>サラリーマン山田(津田寛治氏)と興信所の探偵、三枝(塩見省三氏)の物語。<episode4>私鉄の売店に勤める映子(井川遥さん)の物語、で綴られます。 「昨年の5月ぐらいに撮影を開始しましたが、天候に恵まれず順調に毎日撮りこぼしまして。楽しみながら撮影しました。一言では説明しづらい映画です。「樹海」「自殺」というと暗い印象を与えてしまいそうですが、絶望的な状況の中でも、確たる希望があればというようなことを訴えたかった映画です。その思いを感じ取っていただければ光栄です。」(瀧本智行監督) 「生まれて初めて行った富士の樹海は生命力に溢れていてエネルギーを感じる場所でいた。俳優生活の中でも印象に残るロケーション場所になりました皆さんの心にも残る作品になればと思います。」(萩原聖人氏) 「命の尊さを訴えたいという作品で、役柄上、自殺を…という設定なのですが、樹海は生命力溢れる場所でした。人間はやり直せるんだというメッセージが伝わればいいなと思っています。」(井川遥さん) 「樹海には、なんでこんな物が落ちているんだ?というものが沢山あって、撮影中に捜索隊の方が…という撮影でした。一人芝居が多くて、大変でした。」(池内博之氏) 「この中で僕だけ樹海に行ってない人です。塩見さんとお芝居できるのが楽しくて楽しくて、特別賞の受賞は、塩見さんと二人で、いえ、ここにいる皆でいただいたものだと思っております。」(津田寛治氏) 「この映画に「希望」をみます。自殺を扱っているけれども人間の希望と再生を感じます。そして、そのことを生死の陰の部分から光を当てようとした監督、スタッフの緊張感を感じます。」(塩見省三氏)
第17回東京国際映画祭 (C)TIFF ⇒『樹の海』 瀧本智行監督? 京都府出身。フリーの助監督としてテレビ・映画の様々なタイプの作品に参加。「月曜ミステリー」(TBS)「火曜サスペンス」(NTV)の脚本やプロットプランナーも手がける。主な助監督作品に『鉄道員(ぽっぽや)』『破線のマリス』『光の雨』『チルソクの夏』など。この『樹の海』が監督デビュー作となる。 |
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(執筆者:南 樹里)
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