伊藤歩さんにインタビュー

Ｑ：本作に主演するきっかけを教えてください。

台本を読んでみて楽しかったので、ぜひ演じたいと思ったんです。せっかく良い作品があるなら出演したほうがいいなと思いました。

Ｑ：特にどこに惹かれましたか？

もともと舞台のＷＡＨＡＨＡ本舗で演じられていた*作品だったということと、不思議なことがたくさん起こるところ。あと恋愛も盛り込まれていていろんなことがミックスされている作品なので、楽しそうだなって。

1999年に下北沢本多劇場で公演され、連日満員の大盛況となったＷＡＨＡＨＡ本舗のショートオムニバス演劇「ラブストーリー11」。その一編「大魔人怒る」が、映画『クリスマス★クリスマス』の原案。

Ｑ：本作で登場する、夢を捏造する集団「ファンタジー保存協会」は、あったらいいなと思いますか？

実際ＴＶでやっていたら「えっ！」と思うけど、本当にいるかどうか信じているかといえば微妙なところですね（笑）。*ファンタジー保存協会という可愛い協会があったらいいなとは思います。

＜ファンタジー保存協会の組織形態＞フィンランドの協会本部を中心に、各国・各地区に複数の支部を持つ。秘密組織ゆえ、その支部総数は不明。わが国においては日本統括本部を中心に、埼玉、岡山、旭川、そして世田谷に支部が存在する事は確認されている。各支部が独自に企画した＜ファンタジー＞の捏造。

Ｑ：倦怠期カップルを一緒に演じられた大倉孝二さんと共演された感想？

大倉さんは、テンションのもっていき方やコメディーに対しての瞬発力が凄いので、毎回緊張しました。私は舞台の経験が一度もないんですが、私以外は舞台経験が豊富な方ばかりなので、みんなと調和がとれるよう浮かないように気をつけましたね。

Ｑ：ご自身が演じた美和ちゃんは、大倉孝二さんが演じた健太のどこが好きだったと思いますか？

最初、健太は良い部分しかみせてなかったと思います。それがだんだんとダラシナイかんじになってきて・・。う～ん（笑）。やっぱり彼の優しいところとかじゃないかな。

Ｑ：最後に、『クリスマス★クリスマス』の見所を教えてください。

大倉孝二さんや生瀬勝久さん、近藤芳正さんなど「ファンタジー保存協会」の会員を演じている方々が本当に面白いです。舞台役者&お笑いに長けている方が揃っているので期待して見に行って欲しいですね！