テクノポップ/アーティストインタヴュー

浜崎容子インタヴュー~フィルムノワール

アーバンギャルドの処女こと、浜崎容子がアーバン加入前から構想をネリネリしていたソロとしての処女作『フィルムノワール』が4月25日に発売。実は宅録少女の浜崎容子のフレンチテクノ印象派作品。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

何故かNHKの話から


ガイド:
アーバンギャルドとしては何度もインタヴューさせてもらいましたが、今回、初めてソロ歌手、浜崎容子としてよこたんにインタヴューさせてもらいます。あっ!よこたんとしては、エロカワ対談を3回しましたけどね(笑)。

エロカワ対談~ギャル系研究
エロカワ対談~ガーリー系研究
エロカワ対談~フレンチ・エロカワ

浜崎:
ソロ歌手。素晴らしい響きです。先生、今回も宜しくお願い致します。エロカワ対談は、刺激的な経験でした。またやってください!
浜崎容子


ガイド:
「エロ」で思い出しましたが、先日NHKの番組で「エロ」というのはその昔、日本で「モダン=かっこいい」という意味で使われていた由緒正しき言葉らしいですね。かっこいいものにはエロとつけていたらしいです。NHKも「エロ」を文化的に日本国民に教育してくれるというのは、画期的だと思いました。

浜崎:
一体なんの番組を見られていたのですか!

ガイド:
勉強家ですから、NHKです。でも番組名が思い出せない。

浜崎:
以前からNHKは日本でかなり濃度の高いサブカルチャーチャンネルだと確信していました。そうです、エロは由緒正しいのです。もっと国民を教育してください。

incense


ガイド:
amazon.co.jpにあるCDは、ジャケ写からリンクできます。(amazon.co.jpにない場合、海外のamazonや他の通販サイトへ)
incense
ソロ歌手、浜崎容子としては、2008年にリリースされたコンピレーション・アルバム『incense』にて、GROOVE UNCHANT(グルーヴあんちゃん)feat. yoko hamasaki名義で参加していますね。和製フレンチテクノポップ歌姫の小池玉緒の名曲「鏡の中の十月」のカヴァーは、よこたんにぴったりだと思いました。小池玉緒は当然、リアルタイムじゃないと思いますが、やはりフレンチ少女としては見逃せない存在だったのではないでしょうか?

浜崎:
フレンチテクノポップ好き和製パリジェンヌとして、この曲でカヴァーのご指名頂いた時は何か運命的なものを感じました。とても光栄に感じてます。
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