テクノポップ/アーティストインタヴュー

DENPA!!! -電刃見本市‐

1月27日、DENPA!!!の教科書的アルバム『DENPA!!!‐電刃見本市‐』がリリース! リリース記念として、DENPA!!!副総帥・王子にDENPA!!!とは何なのか?語っていただきました。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

DENPA!!!の成り立ち


ガイド:
はじめまして。DENPA!!!というのは、一つの共通の意思をもった集団と捉えていいのですよね。先ずは、簡単な自己紹介をしていただけると、ありがたいです。

DENPA!!!:
はじめまして。仰る通り、DENPA!!!はイベントの名称であると共に一つの共通意思をもったイベントオーガナイズチームです。

今回は私、DENPA!!!副総帥・王子がインタヴューに参加させて頂きます。私は総帥・点と線と共にDENPA!!!イベントをオーガナイズし、主にWEB周りの仕掛けやWEB自体の制作、仕事としての外部案件の指揮執り、今回のような企画商品のプロデュースを担当しています。

ガイド:
なるほど。「DENPA!!!」というイベントはどのような経緯で始まったのでしょうか?

DENPA!!!:
DENPA!!!というか、イベント活動自体は、私が点と線と出会った頃に、渋谷で『暴力教室』というイベントをやったのが始まりです。これは、「原宿の若い子達にアングラな物を魅せてやりたいね」というどうしようもない考えから産まれたイベントで、当時原宿界隈・ファッション界隈で人気のあった若いDJと一緒に、BDSMやノイズ、催眠術などのサブカルコンテンツを出し物として魅せるイベントでした。

その後、イベントに関わっていたメンバーは離散し、点と線と私だけになった時に「次何やろうか」と始めたのがDENPA!!!です。根本的なイベントの考え方は暴力教室の時からあまり変わっていなくて、常にエッジィな物を発信したい、エッジィと言われる物を既存の価値観と同列に配置したい、というのが暴力教室~DENPA!!!で一貫した考えです。その頃、たまたま僕らにとってアニメ・コミックといったナードカルチャーがすごくエッジィに見えていたからピックアップしただけであって、別段、「アニメのイベントをやろうぜ!」といって始めたわけではありません。
DENPA!!!イベントの様子

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