テクノポップ/YMO関連

YMOの遺伝子~第2回

YMOの歴史的作品を振り返りつつ、YMOのカヴァーをご紹介する企画。第2回は、ブレイクしたセカンド・アルバム『SOLID STATE SURVIVOR』から。2月12日に追記。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

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デビュー・アルバムから10ヵ月後の1979年9月25日、オリコン・チャート1位に輝き、レコード大賞アルバム賞もとったセカンド・アルバム『SOILD STATE SURVIVOR』は、リリースされます。このアルバムによってテクノポップは、マニアな音楽から一気にメジャーな音楽となる。でも、僕はこのアルバム当時、耳たこ状態になって、少々辟易していた時期がありました。でも、聴き直してみると、やはりつぼを押さえたいい作品だと今なら思えるのですけど。今回の紙ジャケ再発で品切れ報告が一番多いアルバムです。

01. Technopolis
02. Absolute Ego Dance
03. Rydeen
04. Castalia
05. Behind The Mask
06. Day Tripper
07. Insomnia
08. Solid State Survior


OMYの『Sonic State Surveyor』(1997年)ですが、ジャケは『SOILD STATE SURVIVOR』をパロっていますが、内容はYMO中期の作品を中心としたパロディーです。ファースト・アルバム『ORIENTAL MAGNETIC YELLOW』で、既に『SOILD STATE SURVIVOR』の曲(例えば、「NAGOYA!」のヴォコーダー声の『Technopolish』)でパロっていますから仕方なかったのでしょう。

もう、何でもありのYellow Metal Orchestraの『Metal Service』(1998年)。HellenとPlanet Earthというメタル系バンドのメンバーからなる5人組らしいです。当時のメタル・キッズたちもYMOを聴いていたんだろうか? ちなみに電気グルーヴの12インチ・アナログ『DESSART』も、『SOILD STATE SURVIVOR』のパロディー・ジャケですね。

さて、海外では『Computer Game』や『Tong Poo』がシングル・リリースされていましたが、日本での最初のシングルは『SOILD STATE SURVIVOR』からの『Technopolis』で、アルバム発売の1ヶ月後にリリースされました。B面は『Solid State Survivor』でした。この『Technopolis』は、ユーミンをはじめとした邦楽カヴァーを専門とするNYC出身の3人組A.S.A.P. Sisters(アルバム『HANA』の収録)、アニメテクノ系TWO-MIX(アルバム『RHYTHM FORMULA』に収録)や次回紹介する予定のCosmic Villageがカヴァーしています。

『Technopolis』のB面でもあった『Solid State Survivor』を、The Mad Capsule Market'sがアルバム『SPEAK!!!』(1992年)でインダストリアル・パンクな乗りでカヴァーしています。
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