テクノポップを中心としたレコード蒐集癖からPOP ACADEMYを1997年に設立。2001年よりA…
北欧好きが、愛用の北欧モノを見せ合うコミュニティ
サード・シングル『BLOOMIN’!』は、フレンチ・ユーロがコンセプトとか。アメフト、サッカーに続く、スポーツ・シリーズの最後は、テニスで締めくくる。パステル・カラー溢れる、媚を売るユーロ調でガンガン攻めてくれます。トミフェブのサウンド・ブレインのようである、謎の似非フレンチ日本人、MALIBU CONVERTIBLEって、完全にユーロビートのDNAが宿っているみたいです。2曲目の『Bloomin’! [ONGAKU MIX]』はバファロー・ドーターの大野由美子による原曲を換骨奪胎したエレクトロニカ的ポストロックとなっています。
Boy Town Gangがカヴァーして一世を風靡した『君の瞳に恋してる(Can’t take my eyes off of you)』もカヴァーしています。原曲はフォー・シーズンズのフランキー・ヴァリによるものですが、「よくカヴァーされる曲」のトップ10にも入るようなスタンダードです。Boy Town Gangのヴァージョンは、ユーロビートのはしりのような曲で、「Boys Town Sound」とも呼ばれていました。Pet Shop Boysや椎名林檎もカヴァーしており、最近では流行のトランス・ヴァージョンでリサイクルされています。メジャー系アーティストとして、長らくダサいイメージで封印されていた80年代中期のエレポップ~ユーロビートを見事に再現したトミフェブの偉大なる功績は評価できます。シュールな「やる気の無さ」に対する意思表示なのか、このアルバムでトミフェブは休止する模様です。それも泡沫的かつ刹那的でいい。
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