Soul・R&B・HIP-HOP関連情報

更新日:2003年09月08日

New Disc Information “What's New !? ” '03 9月新譜情報

編集部 All About 写真

新譜発売日情報とガイドが薦めるCDのレビューを掲載したディスク紹介コーナー“What's New !? ”。『'03 9月の新譜情報 』('03.8月末~'03.10月初旬までの作品情報)

文章:田中 徹夫(All About「Soul・R&B・HIP-HOP」旧ガイド)


[ PICK UP DISK ]

 MARY J.BLIGE 『 LOVE&LIFE 』
(GEFFEN/ユニバーサル UICC-1090 03.08.22 on sale)

1.Love & Life(featuring Jay-Z) 2.Don't Go 3.When We 4.Not Today(featuring Eve) 5.Finally Made It(interlude) 6.Ooh! 7.Let Me Be The 1(featuring 50 Cent) 8.Love @ First Sight(featuring Method Man) 9.Willing & Waiting 10.Free(interlude) 11.Friends 12.Press On 13.Feel Like Making Love 14.It's A Wrap 15.Message In Our Music(interlude) 16.All My Love 17.Special Part Of Me 18.Ultimate Relationship 19.Didn't Mean



 “クィーン・オブ・ヒップホップ・ソウル”の称号を世に披露した『WHAT'S THE 411?』(92)及び『MY LIFE』(94)以来決して交わる事の無かったショーン・コムズとの邂逅。10年振りにドロップされた二人のコラボレート作品は当時の熱狂さながらに活きの良いヒップホップ・ソウルのオン・パレードとなった。

 今だから告白するが、前作『NO MORE DRAMA』のレビュー掲載時には正直非常に複雑な心境だった。何故なら彼女がデビューした頃とは時代も違えば流行も変わり、アーティスト自身も大人になり何時までも同じ事の繰り返しでは何の成長も有り得はしない。それはガイドとて承知の事実。否定できない現実だ。しかしその当時に熱狂したファンとしては何かが足りない。メアリーを聴く理由のようなものが...。
 そう、その理由こそは今回の作品中にもふんだんに盛り込まれているポップ要素であり、屁理屈や薀蓄も必要の無いただ心地良いグルーヴとリスナーをヴァイヴする彼女の歌声だったのだ。
 日々の日常から開放されただひたすら熱いグルーヴに身を委ねる、それがメアリーとコムズが提唱したヒップホップ・ソウル最大の魅力だったのではないか...。

 今更彼女達は何をするのか...また商業主義に飲み込まれていくのか...そんなネガティブな意見も聞こえてきそうだが、ヒップホップの可能性をメイン・ストリーム・ミュージックに知らしめた?ヒップホップ・ソウル?なるものが誕生して約10年、ヒップホップがこれだけ拡大した時代にその功績を再度検証しリスペクトすることは決して無駄ではあるまい。



<オフィシャル・サイト>
http://www.mjblige.com/(英語)
http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/mary/(日本語)

<ディスコグラフィー>はここをクリック

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<おまけ>
 《ショーン・コムズ頑張ってる記念》についでにバッド・ボーイ・レーベルからリリースされた映画『BAD BOYS II』のサントラを。
 ダイアナ・キングの“SHY GUY”の爆発ヒットを生んだ前作をも凌ぐ超豪華楽曲で構成されたサントラ。
 腐っても鯛、さすが敏腕プロデューサー、ショーン・コムズことPディディ。まだまだ時代を作りますよ。

 (追記)
 ちなみにバッドボーイ・レーベルと映画『バッドボーイズ』の関係とは。

 今や誰もが知る歌姫メアリー・J・ブライジを生み出しその成功を作り上げたプロデューサーがショーン‘パフィ’コムズ。
 そのコムズ自らがCEOとなり94年に立ち上げたのがこのR&B/ヒップホップ専門のレコード・レーベルで、フェイス・エヴァンスや112、ノートリアス・B.I.G、メイス、そして本人がラッパーとして活躍するP・ディディなどのヒットを生み90年代中期のシーンを牽引していた程の人気振りを博していた。
 が、敵対する2パックや看板アーティストのノートリアス・B.I.Gの射殺事件やコムズ自身の拳銃違法所持事件などのスキャンダルを機に90年代後期レーベルの人気は一気に衰退、2001年に入るとレーベルの存続も危ぶまる程に。
 これではいけないとレーベルの再起をかけてコムズも七転八倒。そんなプロモーション施策の内の一つが実はこのサントラの製作。

「バッドボーイズだけに俺らバッドボーイ・レーベルに任せておけ!」
ってな感じで映画会社に自らオファーしたとかしないとか...。
 つーことで、この二つの関係は実は名前繋がりから始まったことなのです。


 OST 『 BAD BOYS II 』
(BAD BOY 03.07.15 on sale)

1.Intro 2.Show Me Your Soul/P. Diddy, Lenny Kravitz, Pharrell Williams, Loon 3.La, La, La/Jay-Z 4.Shake Your Tailfeather/Nelly, P. Diddy, Murphy Lee 5.Girl, I'm A Bad Boy/Fat Joe & P. Diddy featuring Dre 6.Keep Giving Your Love To Me/Beyonce 7.Realest N*ggas/Notorious B.I.G. & 50 Cent 8.Flipside/Freeway 9.Pretty Girl Bullsh*t/Mario Winans featuring Foxy Brown 10.Model(Interlude) 11.I Love You/Justin Timberlake 12.Relax Your Mind/Loon 13.Didn't Mean/Mary J. Blige 14.God Sent You(Interlude) 15.Why/Da Band 16.Shot You/(Interlude) 17.Gangsta Sh*t/Snoop Dogg w/Loon


<映画『バッドボーイズ2バッド』の紹介は[All About/映画サイト]ここをクリック

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(執筆者:田中 徹夫)

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