ポリスの活動継続は?
ポリスも再結成が実現し、現在ワールドツアー中だ。昨年はこのツアーがBillboard Touring Awardsでトップツアーとトップドローの2部門を獲得するなど、ポリスも世界中を沸かせている。そしてつい先日、日本公演も実現した。印象的なギターフレーズに導かれて「孤独のメッセージ」に始まったライヴは、「ウォーキング・オン・ザ・ムーン」、「高校教師」、「ロクサーヌ」といったヒット曲をふんだんに盛り込み、アンコールには「見つめていたい」を演奏するなど、よく知られているナンバーばかりをプレイして客席を沸かせ続けた。
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| 再結成ツアーではベスト盤『グレイテスト・ヒッツ』のようなヒット曲を中心にプレイした |
当時から演奏の鋭さに定評のあったポリスだが、そのあたりはまったく変わっていなかったようだ。アンディ・サマーズは相変わらず多彩な音色をたくみに操っていたし、シンプルを極めたようなスティングのベースも当時のままといったところ。トレードマークのハイトーンもほぼ完璧。それに、ステージ背後のスクリーンに映し出される、スティングの鍛え上げられた肉体に見とれる観客も多かったようだ。そして、とくに圧巻だったのはスチュワート・コープランドのドラムだろう。ガツガツと突っ込んでいくような挑戦的なビートはそのままだし、以前の鋭さに加えてさらにパワーが増したように感じた。このまま一度限りのツアーで活動をやめてしまうとしたら本当にもったいない、そう感じられるパフォーマンスだった。
今年6月に行なわれるワイト島フェスティバルではヘッドライナーを務めることが発表されたし、6月末にロンドンのハイドパークで行なわれるHyde Park Callingにも出演することが決まっているポリス。こうなると、以前からウワサされていた新作にも期待が高まるところだろう。しかしスティングは、ポリスの再結成について“夏に終わらせるのがいい”とインタビューで語ったという。そういえば、今回のツアーのセットリストはベスト盤的な選曲になっている。これも初めから“一度限り”を意識したからこそ、この選曲になったということなのかもしれない。どうやらポリスの活動継続の可能性はかなり低そうだ。
ピストルズは意欲的に活動継続
デビューアルバム『勝手にしやがれ!!』の30周年を記念して昨年活動を再開したセックス・ピストルズは、1996年、2003年に続いての再結成ということになる。ピストルズも当初は“一度限りの再結成ライヴ”ということになっていたが、それでは終わらなかった。
ポリスと同じく、6月のワイト島フェスティバルへの出演が決定したほか、それ以外にも複数のイベントやフェスティバルに出演することになったようだ。そして8月にはなんと、サマー・ソニック2008への出演も決定した。なんと日本にやってくるのである! ドラマーのポール・クックは、“ワイト島フェスティバルまでには新曲も用意したい”と言っているから、ひょっとしたら日本でもピストルズの新曲を生で聴けるかもしれない。さらに、もしかしたら30年ぶりの新譜発売ということもあるかもしれないのだ。ピストルズの今後の動向は要注目だ。
【関連リンク】
レッド・ツェッペリン公式サイト(英語)ポリスのツアーに関する情報サイトタイトルサマー・ソニックの公式サイト