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更新日:2008年02月29日

再結成した大物バンドのその後

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昨年話題を呼んだ大物バンドの再結成。彼らは本当に一度限りのライヴだけで再び活動を停止してしまうのか。ツェッペリン、ピストルズ、そしてポリスの今後は?

文章:田澤 仁(All About「ロック」旧ガイド)
昨年は、数多くの大物バンドが再結成され、かなりの話題になった年だった。こういった再結成は、一度きりのライヴを行なうというふれこみで実現されることも多いが、中にはそのまま活動を続けるバンドもある。ファンなら、一度きりではなく継続した活動を期待したいところだろう。今回は、昨年再結成した大物たちが今どんな活動をしていて、今後どうなるのかを探ってみる。

ツェッペリンのツアーは実現する?


昨年もっとも話題を呼んだ再結成バンドといえば、レッド・ツェッペリンだろう。再結成されるというだけでも世界中で注目されたのに、ギタリストのジミー・ペイジが直前に指を骨折したため当初の予定から2週間延期されたこともまた話題を呼んだし、新作を作る予定があるとか、そのままワールドツアーに出るとか、様々なウワサが飛び交い、とにかく注目を集め続けた。ツェッペリンの再結成というのは、それだけ世界中のロックファンが注目した一大イベントだったということなのだろう。

マザーシップ
リマスターされたツェッペリンのベスト盤『マザーシップ』
そんな中行なわれた再結成ライヴは、期待を裏切らない素晴らしいものだったようだ。もちろん全盛期の70年代のライヴと比べれば見劣りはするだろうが、解散してから25年以上が経過していることや、彼らの年齢を考えれば、すべてのオーディエンスの期待をはるかに上回るものだったに違いない。ドラマーの故ジョン・ボーナムの代わりにその息子ジェイソンがプレイすることで、ツェッペリンのサウンドが崩れてしまうのではと心配する声もあったが、それも問題なかったようだ。ジェイソンのプレイもしっかりとツェッペリンになじんでいた、というより、もっとも若いメンバーであるジェイソンのパワフルなプレイが、オリジナルメンバーである3人のオヤジたちの背中をぐいぐいと押していたのだろう。一度限りの再結成ライヴは大盛況のうちに幕を閉じた。

ファンとして気になるのはツェッペリンが今後どうなるのかということだ。ライヴ・エイドに登場した1985年、同じくアトランティックレコードのイベントで再結成ライヴを行なった1988年は、本当に一度限りの再結成で、その後活動はしていない。しかし今回はこの後もツェッペリンとしての活動があるのではないかとウワサされている。ジミー・ペイジは、再結成ライヴの出来しだいではその後の活動もあるかもしれない、というニュアンスの発言をしているし、ザ・カルトは自身の昨年のライヴで、ツェッペリンのツアーのサポートをやる予定だとほのめかしたという。またツェッペリンが今後についてミーティングを行なっているという情報もある。これらはすべて、どこまでが本当なのかよくわからないのだが、今のところ本人たちはこれを否定していないから、ひょっとすると今度こそツェッペリンが動き出すことになるのかもしれない。

ただ、再結成ライヴの直後には、ヴォーカルのロバート・プラントがツェッペリンではなく、アリソン・クラウスとのツアーの予定を発表したし、ドラマーのジェイソンは現在フォリナーに参加していて、フォリナーのツアーの予定も入っている。動き出すとしても、まだ先の話になりそうだ。

(執筆者:田澤 仁)

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