『LOVE SWEET DREAM』のレコーディング・データ
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WORLD STANDARD 『音楽列車』 ワルスタ1985年の1st.アルバムの完全版。無国籍ムードは『LOVE SWEET DREAM』につうずるところがあります |
データで音楽を聴く方をも満足させてしまうのがそのゲスト・アーティスト達。
BASSに元URBAN DANCE小山謙吾、前述の「ドゥビドゥビ・アー!」他4曲でコーラスを聴かせてくれるDUO EM MI(MICK & MINA)は元WORLD STANDARDと、NON STANDARDレーベル※世代をハッとさせる面々が参加しているのです。
※ NON STANDARDレーベル
1984年に細野晴臣が立ち上げたレーベル。WORLD STANDARDやURBAN DANCE、PIZZICATO V(後のPIZZICATO FIVE)や、ORIGINAL LOVEのオリジナル・メンバー(ややこしいな)だった木原龍太郎が在籍したblue tonicらがここからデビューしているDUO EM MIは前述のフリッパーズ・ギター「恋とマシンガン」で、イントロの印象的なコーラスを担当していたチーム。一聴するだけであの大ヒット曲の世界が広がる本物、です。
ドリーミーな内容を具現化したジャケットの写真を撮っているのは川崎ぶら。吉田戦車やいとうせいこうとの共著、
モデルプランツ安田理央との音楽活動も知る人ぞ知る、ところです。
そしてその極めつけとなるのがエグゼクティブ・プロデューサー牧村憲一※のクレジット。どうです?聴いてみたくなったでしょ!アルバムからの数曲が
NOROのmyspaceで試聴できますのでゼヒ。
※ 牧村憲一
牧村憲一はシュガーベイブ(関連記事はコチラ)のマネージャー等を経てNON STANDARDレーベルのディレクターを務めた人。その後在籍したポリスターレコードではFlipper's GuitarやL⇔Rをブレイクさせた「渋谷系」立て役者の1人ですキッチュなところはキッチュに、スタイリッシュなところはとことんスタイリッシュに。カヴァーの選曲でセンスを見せ、隠し味的に本物(のミュージシャンやスタッフ)を起用する。こんな辺りも渋谷系を感じさせます。
「俺は渋谷系じゃない!」と叫んだオリジナル・ラヴ田島貴男のように「~系」と呼ばれるのを好まないアーティストもたくさんいますがNOROご本人はどう思っているのでしょう。テクノポップ系ミュージシャンと交流があるわりに、そこに属しているという意識もなさそうだし。いずれちゃんと訊いてみようと思っています。
【All About内関連リンク/記事】
- All About テクノポップ 「TECHNO 4 POP~VOL.2&3」
テクノポップ・ガイド四方宏明氏によるレーベル紹介記事(2005年9月)。ここでとりあげられているコンピレーション 『TECHNO 4 POP VOL.3』 にNOROの「二人はエキゾチカ」という楽曲が収録されている
【関連リンク】
- norosound.com
オフィシャル・サイト。音楽的プロフィールがわかる「SOUND WORKS」をみればこの人の才能の多彩さ(の一端)を知ることができます
次回記事は
「YOUNG PERSON'S GUIDE TO SHIBUYA-KEI」。
「渋谷系なんて知らない」というヤングに向けて(?)お届けします