2007年5月4日 @ 秋葉原 dress Cafe
「MUSIC DAY ~nagomix night 07-05~」
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にゅわん 『hohoemiてがみ』 音楽は勿論、パッケージの細部に至るまで女性らしいセンスが行き届いたアルバム。ジャケットは「封筒」、中央下の小鳥のマークはプリントではなく「切り抜き」なのです |
■ にゅわん
現在「にゅわん」名義で活動する女性ヴォーカリスト、タケコはバンブー茂(しげる)という実力派ROCKバンドに在籍していた人です。
この日のにゅわんはタケコ(vo&key)、スガッツ(per.) に、森篤史(key&decorate) が加わった3人編成。
一緒にステージに立つのは初めてだという森篤史(もり あつし)のプレイは、自己主張がないのに存在感はバッチリあるという、まさに「隠し味」。歌に相槌(あいづち)をうつ小鳥のさえずりのようで微笑まずにはいられない。そんな、メロディ楽器キーボードのイメージを覆すものでした。
ヴォーカリストとしてのタケコは、客席に語りかけるように歌う人。語尾に独特のクセがあって、ちょっとくすぐられるような心地よさがあります。こういうヴォーカル・スタイルは、ともするとわざとらしく聴こえがちですが、超・自然体なMCと共に作為的なものが全く感じられなかったので、きっとこれが「素」なのでしょう。
土台となるリズムがアコースティック楽器というのがヨイですな。これだけでカラオケチックな印象から脱却できます。スガッツが作りだすグルーヴが人間のものなので揺らぎがあるのか、気持ち良く聴いておりましたら、最新作でもラストに収められているおやすみソング「ココア」がプレイされた途端、強烈な眠気が……。
そしていよいよ にゅわん with COUCHセッション、と思いきや小島徹也がいない!「(難しい曲だから)脱走したか、胃薬買いに行ったんじゃ?」等とステージ上の5人が笑っている内に無事登場。いかにもLIVEハウスらしいハプニングでした。
そして披露されたのがバンブー茂時代のレパートリー「赤いキリン」。裏打ちのキメが入りまくるダンサブルな曲で、確かにこれは難しそう。格好良すぎて眠気が吹き飛んでしまいました。
しかし小島さん、そんなに必死に叩いているように見えない所がエライですな。そしてなによりタケコさんのシャウトが凄かった。こういう面もあるのね。にゅわんではあまり見せる事がないでしょうけど封印してしまうのはMOTTAINAIんじゃ……。
【SET LIST】
- あいさつ
- 春嫌い
- Sweetest World
- 夜に走りだす
- しずかな、そしてつよいひかり
- ココア
- akai kirin session (with COUCH)
2007年のベッドサイド・アルバムNo.1はこれで確定!
にゅわん 『hohoemiてがみ』
物販で買った最新作『hohoemiてがみ』を家に帰って聴いてみる。と、目からウロコが落ちた。思わずクレジットを見直す私。これ、1人でホーム・レコーディングしてるんだ。これ、もしかしたら凄いアルバムかも。
音数が少なくて隙間があるのに安易に音響系に流れずに、1人のシンガー・ソングライターの作品として成立している所が素晴らしい。筆者の深夜BGMはしばらく『hohoemiてがみ』が独占しそうです。
そうこうしていく内に夜は更けていく。「ココア」を聴いて、そのシアワセ具合にまたほっこり。おやすみなさい……(と、綺麗にまとめたい所だが本当は「素晴らしい作品」に出会えた興奮でよく眠れず)。
【関連リンク】
- にゅわん読み
オフィシャル・サイト。プロフィールやスケジュール、blog等。CDを聴きながら読むと一層楽しい『hohoemiてがみ』セルフ・ライナーノーツもあります。 - 東京散歩
この日のサポート・パーカッション、スガッツこと菅田典幸のblog。カホンやドラムで数多くのアーティストをサポートしています。文章も面白い! - quatre quart
この日のサポート・キーボード、あっくんこと森篤史のユニットquatre quartのオフィシャル・サイト。詳しいプロフィール等をここで知ることができます。