文章:常木 晴亮(All About「J-POP」旧ガイド)
2006年3月11日 Motion Blue YOKOHAMA
吾妻光良&ザ・スウィンギン・バッパーズ
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吾妻光良 & The Swinging Boppers 『SQUEEZIN & BLOWIN'』 最近のワカモノのなっていないマナーに警笛を鳴らす(笑)「道徳HOP」、奥さん不在時にやりたいことをやっちゃおう(但しスケールは小さめ)と歌う「嫁の里帰り」等を収録した2002年作。 |
吾妻光良 & The Swinging Boppers(以下バッパーズ)はJAZZやJIVE、JUMP BLUESといったオールドタイム・ミュージックを、オリジナルやカヴァー、意訳といった形で楽しく聴かせるグループ。総勢12人(4リズム&8ホーン)という大所帯、ほぼ全員が他に生業を持っているという「ちゃんとした」大人の集団です。
J-POPファンにとってはORIGINAL LOVE
『SESSIONS』 収録曲「Jumpin' Jack Jive」への客演や、小沢健二によるリスペクト等がその名を知られる大きなきっかけだったのではないでしょうか。
ガイドがCDショップの販売員として立川市に住んでいた1991年10月にアルバム
『STONPIN' & BOUNCIN』 が発売され、その初動の良さに慌てて何者か調べた、というのがバッパーズとの幸運な出会いでありました。
その後、彼らの出演を知らずに観に行ったイベントで「クリムゾン・キングの宮殿」(King Crimson)のカヴァーをぶちかましているのを目撃してドッキリ、ドラマーが岡地曙裕(当時BO GUMBOS)だと知ってさらにビックリ、すっかりファンになってしまったのです。
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akiko 『リトル・ミス・ジャズ・アンド・ジャイヴ』 プロデュースは小西康陽。いわゆるreadymadeなアレンジではないのでJAZZ & JIVEリスナーも大丈夫です。若手Rockin'JiveバンドTHE TRAVELLERSのヴォーカリスト石原顕三郎とのデュエットも有り。同発コンピ盤も要チェック! |
前回観たのがいつの事だったのか思い出せない程久しぶりなバッパーズのLIVE。一番興味があったのは、吾妻さんの髪がどの位減ったか、ではなくて、Motion Blueのようなオシャレな空間で彼らがどんな演奏を聴かせてくれるのか、だった訳ですが。
結果から書いてしまうと以前と全く変わらない、彼らのホーム・グラウンド、
高円寺JIROKICHIで観ているかのような錯覚さえ起こさせてくれる、そんなLIVEでした。
Goree Carter「Come On Let's Boogie」のカヴァーで幕開け。世間の流れにようやく乗ったのに気が付いたらすっかり追い抜かれてしまっていたという「ITブギ」、血圧の事を歌った「150~300」、カリプソ有名曲の意訳カヴァー「カミさん不細工な方がいい」等々を披露。こうして曲のタイトルを羅列しただけでもLIVEの楽しさが伝わるのではないでしょうか。
コミカルな中にもしっかりと根付くブルース・フィーリング。JUMPブルースやJAZZ & JIVE、カリプソを演る日本のアーティストも増えてきて(ようやく)機は熟した、ハズ。録音中と伝えられる新作の発売が待ち遠しい限りです。
"モーブル"のフード・メニューが美味しかった事も記しておきます。大切な人と過ごす楽しいひとときを、素敵な音楽と共にそこそこのお金で楽しめる(ここ大事)スポットとしてオススメします。
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