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ギタリスト特集!

弾き方にルールのないギターという楽器が、ミュージシャンを個性的な存在に。ユニークなギタリスト達を紹介します。

執筆者:佐久間 啓輔

文章: 佐久間 啓輔(All About「ジャズ」旧ガイド)

ジャズギターとはジャズというジャンルのなかでも、ある意味、特殊な進化をたどっている楽器である。ギタリストの参加するモダンジャズの名盤において、「ピアノには表現できない○○のギターのハーモニーが…」等、ギタリストの存在がことさら特別なもののようにコメントされることもしばしば。それだけに個性的な人物が多い楽器である。

ギター

    

上記の図がギターだということを納得していただいた上で、まずは楽器について簡単に説明してみたい。

(1)ボディ ジャズの場合、空洞になっているアコースティックタイプのものが主流であったが、近年では空洞のないソリッドタイプのものも広く使われている。幅広いアプローチを得意とするギタリストはソリッドタイプを使う事が多い。

(2)ネック 指を置く指板と音程を決めるフレットからなる。指はフレットを押さえるのではなく、指板を押さえる。

(3)ヘッド 糸巻き(ペグ)を固定する部分。メーカーのロゴは通常、ヘッドに刻印される。

最近はソリッドタイプのものでヘッドのないギターもあるが、 以上の三つの部分がギターを構成する基本的なパーツ。

(4)ピックアップ 他の楽器の音量に負けないように付いている、ギター用のマイク。ここで拾った音をアンプで増幅させる。音色作りのキーポイントとなる。

(5)ブリッジ 右手側の弦を固定する台。ペグでチューニングする前に、実はここでチューニングしなければならない。

様々なギターが存在する中で、何を選べば良いのか?という事になるとは思うが、私が思うに、初心者はデザインを、中級者は引きやすさを、上級者は音色を中心に考えれば間違いないと思う。予算の範囲で自分なりに気に入ったものを選ぼう!

 

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