ジャズ関連情報

更新日:2003年01月25日

Jazz Giants Vol.2 クリフォード・ブラウン

編集部 All About 写真

天才トランペッター、クリフォード・ブラウンの26年という生涯にアーカイブされた、その輝かしいプロファイルを紹介!

文章: 佐久間 啓輔(All About「ジャズ」旧ガイド)

偉大なジャズメンを紹介するシリーズ『Jazz Giants』2回目は、26年という短すぎる生涯で、ジャズ界に大きな足跡をのこした天才トランペッター、クリフォード・ブラウン(1930~1956にスポットライトを当ててみたいと思います。

今回は、用語集にリンクしながらの構成にしてみました。戻る時はブラウザの『戻る』を使って下さい。



その完璧ともいえるフレージング、楽器のコントロールは、ストレートアヘッドなジャズの代表的ミュージシャンの一人として、現在でも色あせないかたちで語られる。25才という若さでこの世を去ったという事実は、ジャズ界の大きな損失であったろう。しかしイノベーター、クリフォード・ブラウンの残したものは、その後のジャズ界に脈々と受け継がれていることは間違いない。

クリフォード・ブラウンの活動期間は、たったの5年間。まとめると…

1952年 初レコーディング(R&Bバンド)。
1953年 タッド・ダメロン(ピアノ・作曲・アレンジ)に見出され本格的なジャズ活動を開始。この頃の演奏は『クリフォード・ブラウン・メモリアル・アルバム』で聴くことができる。
1954年 名門アート・ブレイキー・ジャズメッセンジャーズでの活動を経て、ドラムのマックス・ローチとのコラボレーション開始。
1955年 『ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン』『ウィズ・ストリングス』『スタディ・イン・ブラウン』などの名作を立て続けに発表。
1956年 自動車事故でこの世を去る。

ブレイキー(ドラム)のジャズメッセンジャーズで名実共にジャズ界のスターダムにのしあがったブラウンは、マックス・ローチとの運命的な出会いを果たす。コール・アンド・レスポンスの素晴らしい歴史的コンボ、ブラウン=ローチ・クインテットは、知的でありながらアグレッシブなアプローチで、ファンを魅了する。

またヴォーカルのヘレン・メリルとの共演も、ブラウンの活動のアクセントになっていよう。名演『ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ』が、歌モノの代表に挙げられることも少なくない。

そして、ブラウンの人生はコーダをむかえつつあった。1956年6月26日、同乗するリッチー・パウエル(バド・パウエルの実弟。ブラウン=ローチ・クインテットのピアニスト)と共に、ハイウェイの自動車事故で帰らぬ人となる・・・



個人的に感じてしまうブラウンの魅力は、ライブ演奏でのハイノートブローしまくる姿です。完璧主義という言葉がピッタリ当てはまるブラウンの作品のなかで、内に秘めた野性的な面をみることができるプレイです。
現在では、こちらの映像以外、動くブラウンを見ることが出来ないのが残念。音源共々さらなる発掘を期待しよう!

バックナンバー Vol.1ライオネル・ハンプトン
※ジャケット写真が、Amazon.comにリンクしています。

(執筆者:佐久間 啓輔)

  • 印刷する
  • ブックマークする
  • 携帯に送る
  • ブログに書く

あわせて読みたい

この記事の担当ガイド

写真

編集部 All About

メルマガ登録

【エンタメメルマガ】「わかりやすい趣味の手順」「気になるエンタメ情報」「スポーツの裏側」など、ガイドがわかりやすく情報をお届けします。

All About モバイル

QRコード

All Aboutがケータイで読める!

オススメ記事をメールでチェック