DTM基礎知識

更新日:2001年11月09日

【シリーズDTMの基礎知識 5】 ループシーケンサって何だ!?

最近DTM関連の雑誌やWebを見ていると“ループシーケンサ”という言葉をよく見かけます。ACIDというソフトがその代表格なのですが、ループシーケンサとはいったい何なのでしょうか?

オーディオの音程や音長を変える技術の登場

ただオーディオはまったくエディットできないかというとそうでもありません。単純な話、テープレコーダーを早回しにすれば音程=ピッチが上がるし、遅回しにすればピッチが下がります。また、それと同時に音長も短くなったり、長くなったりします。

それをデジタル的に行うこともでき、それを利用した楽器がサンプラーなのです。サンプラーについての詳細はまたいつか解説しますが、これを利用するとドラム缶を叩いた音をサンプリング=録音して、それを元に音階をつけて演奏するといったことも可能になるのです。

さらにその延長線上の技術として、音長を変えずに音程のみを変えたり、音程を変えずに音長を変えるといったものがでてきました。前述のCubaseやLogic、Cakewalkをはじめとするシーケンサのオーディオ機能にもそうしたものが実装されるようになったのです。もちろん、だからといって、曲の途中で間違えたフレーズを修正するというのは、きわめて難しいのですが……。

また、オーディオの場合、極端な変更をすると音質が落ちてしまうのも事実です。たとえば1オクターブ上の音に変えてしまうと、ボーカルなどの場合、まったく違う声になってしまうし、テンポ100のものをテンポ180に変更しても同様です。

つまり、ある程度の範囲内でならば変更可能ではあるというものなのです。また操作が結構面倒であるというのも事実です。つまり1つのオーディオデータを変更するだけならまだしも、マルチトラックレコーディングし、複数のオーディオデータがあった場合、それらすべてのテンポを変更するとなると、ひとつひとつのオーディオデータにピッチやテンポを設定し直すため、非常に面倒な作業になるわけです。

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