株・株式投資/株式投資のリスク管理や注意点

それって、もしかして。インサイダー取引にご用心!

情報が氾濫する世の中では、上場会社の情報もたくさん流れています。でも、もしその情報が正式に発表されていないものだったら…。それをもとに株の売買をすると、実は犯罪になるのです!

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

フリマアプリ・ネットオークションガイド

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インサイダー取引とは? 

どうやら〇〇が近いうちに合併するらしいよ

今期の売上が30%増なんだって

なんていう情報を小耳に挟んだとき、じゃ、その会社の株を買えば儲かるよなという軽い気持ちで株を買ってしまった。

これって、実は違法なんです。みなさんも1度は聞いたことがあるかと思いますが「インサイダー取引」と呼ばれている行為です。

ちょっとした油断が違法行為を生むことに。どんなときでも情報には敏感になろう。

ちょっとした油断が違法行為を生むことに。どんなときでも情報には敏感になろう。
 

インサイダー取引とは、上場会社または親会社・子会社の役職員や大株主などの会社関係者や会社関係者から重要な事実の話を聞いた人が、これは株価が上がるぞ(下がるぞ)と判断して、その重要事実が公表される前に、株の売買を行うことです。こういった行為は、金融商品取引法で規制されています。

なぜ規制されているのかというと、平たくいえばフェアじゃないから。片方では情報が公表される前にその情報を知っている、もう片方は公表されるまでわからないということでは、公平さに欠けてしまいます。みんなが同じ土俵に立つ必要がある金融商品市場においては、こういったことは絶対に起こってはいけません。

さらに、投資家の保護という観点、そして金融商品市場への信頼確保という意味合いもあります。公平さがないのであれば、不利な人が投資をするはずがありません。こういったことを未然に防ぐためにも厳しく規制されているのです。

インサイダー取引を未然に防ぐためにも、証券口座を開くときに、上場会社の関係者(内部者)かどうかの登録をする必要があります。ここでいう関係者というのは下記の人。
これに該当する人は、前もって申請する必要がある。

これに該当する人は、前もって申請する必要がある。


過去にはこんな事件も 

過去の事例では、ある証券会社の職員が前もって情報を得て、それをもとに株の売買をしたということもあります。一時とても話題になったのが、ライブドア事件のときの村上ファンドです。

ニッポン放送株をライブドアが買い占めるという情報を公表前に知りながら、ニッポン放送株を取得したとして、東京地検特捜部は証券取引法違反の疑いで、同ファンドの村上世彰代表を逮捕しました。これによってインサイダー取引が世間に知れ渡ったといってもいいかもしれないくらい、大きな事件だったのです。

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