お金持ちになる人の考え方や行動などにはルールがある!1年で70万円を3億円の資産にした男、午堂登紀雄氏がお金持ちになるための方法、考え方などを惜しむことなく伝授します!
ニューリッチへの道
更新日:2009年12月04日
「あなたは投資をしないほうがいい」というアドバイスも、本当は必要なはずです。「投資には手を出さない」という判断やライフスタイルがあってもいいはずです。
金融商品への投資は必須ではない
投資も資産運用も、やろうと思えばだれでもできます。証券会社に口座開設して、お金を振り込んで、適当に株や投信を買えばいいだけですから。
でも、そういうことではありません。投資をすることが目的なのではなく、「増やす」こと。つまり資産形成のはずです。
しかし、投資で利益を出すには、相応の知識、マーケットの風向きを読む力、決断力、欲に打ち勝つ力など、ビジネスでも要求されるスキルが必要ですから、言うほどカンタンではありません。
にもかかわらず、運用技術の啓蒙なしに、ただリスクをとりなさい、というふうにも聞こえ、なんだか無責任な印象を受ける人もいるでしょう。
情報が氾濫すると、なんだかカンタンに儲けられるような気がしてくるものです。もちろん、ある時期の、ある局面では、その著者の言うロジックが当てはまるかもしれません。
しかし、同じ局面が繰り返しやってくることはありませんし、時代環境が変わればまったく使えないということもよくあります。
では、そういう違う局面にも柔軟に対応できる眼力や技術を持て、というのも現実感に乏しい。みんなそんなにスーパーマンじゃないですし、そんなに時間をとれる人も多くないでしょう。
私は基本的に投資推奨派ですが、誰でも投資をやるべきだとは思っていません。なぜなら、やはり向き不向きがあるからです。それは能力の問題ではなく、価値観やライフスタイルで、という意味です。
だから、「あなたは投資をしないほうがいい」というアドバイスも、本当は必要なはずです。「投資には手を出さない」という判断やライフスタイルがあってもいいと思います。
投資をしないという意志決定もあり得る
世の中は、「貯蓄から投資へ」、「お金は銀行に預けるな」の大合唱です。世の中の知識人や経済評論家たちの発言の中には、「資産運用をしない人は愚かだ」、と言わんばかりの論調もあります。
でも、投資ってそんなに大事なことなのでしょうか?そうした風潮に違和感を覚える人もいると思います。
コントロールできないものに資金を出して目減りするリスクをかかえ、相場の変動に一喜一憂することに、意味を見いだせない人も多いでしょう。投資のために銘柄を調べたり、時間を使ったりするのは、なんだかバカバカしいと感じる人もいるでしょう。
日本人はリスク資産への投資がアメリカ人などと比べて低く、それがファイナンシャルリテラシーが低い原因だ、という指摘もあります。
しかし、資産運用で増やす能力とファイナンシャルリテラシーとは、イコールではありません。資産運用はファイナンシャルリテラシーを構成するひとつの要素に過ぎず、稼いで貯めて上手に使うことができる人であれば、ファイナンシャルリテラシーは高いと言えるはずです。
それに、必ずしもアメリカ人のまねをする必要もないでしょう。そのアメリカ人が、どれほどのダメージを受けたか、もう周知の事実です。