冬におすすめの鉄道旅行
クリスマスの飾りつけで華やかな列車、雪景色によく似合うSL列車、ストーブ列車やこたつ列車など。冬ならではの楽しい列車を紹介します。
北関東を走る上毛電鉄のクリスマス・トレイン
上毛電鉄クリスマス・トレインの車内
元京王井の頭線の電車が上毛電鉄の主役だ
群馬県の県庁所在地・前橋と桐生を結ぶ上毛電鉄。中央前橋と西桐生間25.4kmの路線で、東京の京王井の頭線で活躍していたステンレス電車が2両編成で走っている。この鉄道では、毎年11月中旬からクリスマスまで、「クリスマス・トレイン」を毎日運行している。外見は、正面脇にクリスマス・トレインという丸いヘッドマークを掲げた以外は普通の電車と何ら変わらない。しかし、一旦車内に入るとビックリする。
クリスマス・トレインのヘッドマーク
普通の通勤電車の車内だが、天井からは実に沢山のサンタクロースやとなかいの縫いぐるみが吊るされていて賑やかだ。窓周りにも、クリスマスツリーや飾りつけが所狭しとぶら提げてある。車両の連結部には赤い横断幕が取り付けてあり、文字はもちろん「メリークリスマス!」。
ドアから中を覗くとすでにクリスマス気分が漂っている
車内に入ってきた乗客たちは、さぞかしびっくりすると思いきや、一番騒ぐはずの女子高生もクールそのもの。きっと毎日見ているので、もう慣れてしまったのだろう。さっさと席に座ってメールをチェックし始めた。一方、小さな子供連れの母子は、きょろきょろ天井を見回しはしゃいでいた。
電車は各駅停車で、遠くに赤城の山を見ながらのんびりと進む。大胡(おおご)は車両基地のある駅だ。この駅では、あちこちにクリスマスの飾りつけをしていた。夜にはライトアップでさぞかしロマンティックな雰囲気になることだろう。
■上毛電鉄のクリスマス・トレイン
11月下旬から12月25日(金)まで毎日運転。2編成で普通電車として運行。12月19日(土)の「上電クリスマス・トレイン」は要予約。
乗車券(中央前橋~西桐生)660円