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更新日:2008年05月13日

カンヌ国際映画祭を徹底的に楽しむ2

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5月14日から始まるカンヌ国際映画祭のすべてとは? 今回の記事では、カンヌを騒がせた日本の映画、今年の見どころについてです。

文章:オライカート 昌子(All About「人気映画・ヒット作」旧ガイド)
5月14日から始まるカンヌ国際映画祭のすべてとは? 今回の記事では、カンヌを騒がせた日本の映画、今年の見どころについてです。

日本映画はカンヌ映画祭グランプリを4回獲得

うなぎの画像
『うなぎ』で今村昌平監督は二度目のカンヌグランプリ(パルム・ドール賞)を受賞。

かつてのヨーロッパの知識人の間では、日本映画を見ることはインテリの証。そのきっかけとなったのは、1951年にヴェネチア国際映画祭でグランプリを受賞した黒澤明監督の『羅生門』でした。

カンヌ映画祭でも日本映画がグランプリ(パルム・ドール賞)を受賞したのは4回。1954年の衣笠貞之助監督の『地獄門』、1980年の黒澤明監督の『影武者』。そして今村正平監督が、1983年の『楢山節考』と、1997年の『うなぎ』(パルム・ドール賞)の2作品で、グランプリを獲得しています。また2007年には河瀬直美監督の『殯の森』が審査委員特別グランプリ(パルム・ドールに次ぐ)を受賞しています。

コンペ部門選出作が、パルム・ドールの対象になる

インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの王国の画像
夏の最大話題作のひとつ『インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの王国』がベールを脱ぐ。インディ役で初めてハリソン・フォードも来日する!TM & (C)2008 Lucasfilm Ltd.. All Rights Reserved. Used under authorization.
カンヌ映画祭には、大きく3つの部門があります。コンペティション部門、特別招待作品部門、そして芸術性の高さと、新人監督を数多く発掘してきたことでも有名な”ある視点”部門です。

この中で一番注目を浴びるのは、パルム・ドール賞や、グランプリ、監督賞、俳優賞の対象となるコンペティション部門。残念ながら61回目の今回は、日本映画のコンペティション部門出品はありません。”ある視点”部門で黒沢清監督の『トウキョウソナタ』が選出されているのみです。

コンペティション部門選出作で、オープニング作品に選ばれているのは『ブラインドネス』。フェルナンド・メイレレス監督作品で、日本からの主演者に、伊勢谷友介と木村佳乃がいます。

今年コンペ部門に選出されている作品は全22作。その中には、クリント・イーストウッド監督、アンジェリーナ・ジョリー出演の『チェンジリング(原題)』や、スティーブン・ソダーバーグ監督が、アルゼンチンの革命家チェ・ゲバラを描く『チェ(原題)』など話題作が目白押し。

審査委員や審査委員長の好みが、批評よりも結果を左右するといわれているカンヌ映画祭だけに、どの作品がパルム・ドールを受賞するのか、大いに気になるところです。ちなみに今回の審査委員長は、ショーン・ペン。イーストウッド監督の『ミスティック・リバー』で初のアカデミー主演男優賞を受賞しています。

カンヌ映画祭では、夏の大作映画や話題作が特別出品部門としていち早く世間にお目見えすることでも、話題になります。今年は『インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの王国』や、『カンフーパンダ』がベールを脱ぐことに。

今年のカンヌはどのような結果を残し、どのような話題が一番注目を集めるのでしょうか?楽しみですね。

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(執筆者:オライカート 昌子)

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