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"ブラック・サイト"ネットがテーマの映画

『ブラックサイト』が公開されるのにちなんで、サイト、ハッカーなどが作品中で登場する作品を集めてみました。インターネットは有益?危険?

執筆者:オライカート 昌子

4月12日、『ブラックサイト』が公開されるのにちなんで、サイト、ハッカーなどが作品中で登場する作品を集めてみました。インターネットは有益?危険?

普通の人々の好奇心が凶器に?『ブラックサイト』

ブラックサイトの画像
(C)2007 Lakeshore Entertainment Group LLC. All rights reserved. 『ブラックサイト』2008年4月12日 渋谷東急 ほか全国ロードショー
インターネットの前身「ARPANET」が生まれて来年で40年。インターネットが一般に普及し始めたのは、ブラウザ第一号のモザイク。そして1994年の「Netscape Navigator」の発売がきっかけです。

映画の世界でも、現代ではコンピューターが登場しない作品の方が珍しいほどです。コンピューター関連テーマも、ハッカーや、Eメールなど人気のあるジャンルは移り変わってきています。

『ブラックサイト』では、公開殺人サイトが登場。アクセスカウンタの上昇により被害者の死が早まる仕組みです。血なまぐさいニュースにも好奇心を感じてしまう部分は誰にもあるもの。無縁とは言い切れない怖さがあります。

主演のダイアン・レインが演じるのはFBIサーバー監視官。姿を見せない犯人との息詰る攻防も見ごたえがありますが、ネット社会の現在の問題が浮き上がるテーマにも注目です。

『ザ・インターネット』から12年。見逃せない映画は

ウォー・ゲームの画像
コンピューターを題材にした映画は昔からある。
インターネット普及初期時代のハイテクサスペンスといえば、サンドラ・ブロック主演の96年の『ザ・インターネット』です。パート2も作られテレビシリーズ化されました。

ハッカーネタでは、それより13年も遡った83年の『ウォー・ゲーム』があります。まだインターネットも知られていない時代ながら、緊迫感は決して古臭くはありません。

不正侵入をテーマにした作品には、他にもアンジェリーナ・ジョリーの『サイバー・ネット』、ハッカー部隊を登場させた『スニーカーズ』、ヒュー・ジャックマン、ジョン・トラボルタのスター共演作『ソード・フィッシュ』などがあります。

最近の作品では、『ダイ・ハード4.0』、『トランスフォーマー』でも不正侵入が描かれ、ストーリーを支えていました。

メール・チャットも現代の映画には欠かせない

インベーションの画像
『インベーション』のなかでは携帯メールが重要な鍵。
現代の映画で登場するメールは、不特定多数の人とつながる利器としても描かれます。『ユー・ガット・メール』や『理想の恋人.com』では、理想の相手にめぐり合う方法としてメールや出会い系サイトが大切な役割を果たしています。

『ハード・キャンディ』や『クローサー』では、欲望を満たす手段としてチャットが登場。誰かに成りすますことや、本心を隠すことができるインターネットの弊害も描きだされます。

連絡を取り合う手段として携帯メールが大切な役割を果たすのは『インベーション』です。ネット社会が可能にしたことはたくさんありますが、大切な人と繋がる手段が進化しているのも事実なのです。

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