「芸人」の枠には納まらないけれど…
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イッセー尾形 一人芝居 草月ホール 2005(DVD) ※チケットが常に発売後数時間で売り切れる、彼のライブの魅力を余すところなく映像化した作品集。
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もともとは業界用語だった「ピン芸」。いつのまにか広く知られる言葉になりました。芸人がコンビやグループを組まず、モノマネでもコントでも単独で見せる芸なら当てはまるわけで、あまりにも範囲広すぎ! とも思いますが。
ただ、そんなピン芸人の枠内でさえ、語られることのないのがイッセー尾形その人です。Wikiなんとかでは俳優という肩書きで括られてますが、はっきり言ってイッセー尾形という存在を語るには、「笑い」の部分を欠かすことはできません。
もちろん俳優としても、現在公開中の「60歳のラブレター」をはじめ、数々の作品で個性派俳優として高い評価を得ていることは、百も承知の上。あえてここでは「ピン芸人」としてのイッセー尾形に焦点を合わせてみようと思います。
伝説のお笑い番組出身
1980年代に、B&B、とんねるず、ダウンタウン、ウッチャンナンチャンなど、一時代を築いてきた芸人を続々と輩出してきた伝説の番組「お笑いスター誕生」。イッセー尾形がこの番組の出身だということを、知らない人も結構多いのでは。
今から30年近く前になりますが、番組ではじめて見た時に演じていたネタは、建築現場の肉体労働者を今と同じように一人で演じるもの。正直、当ガイドがまだ子供だったことを差し引いても、かなり判りにくい舞台でした。
見事なまでに労働者の一挙手一投足を捉えているのですが、あまりにも迫真に迫っているので、喋ってる言葉が聞き取りにくかったのを覚えています。確かにそこにリアリティがあるのですが、「ピン芸人」としての枠からは完全にハミ出してました(笑)。
芸人?役者?その正体は!?