お笑い・バラエティ番組最新情報

更新日:2009年05月20日

イッセー尾形はジャンルを超えた笑いを生む

日本を代表する一人芝居の演じ手、イッセー尾形。でも、彼がお笑い番組出身だということを知らない人も意外と多いようで。今さらながらですが、イッセー尾形の笑いをジックリ考える必要があると思うのです。

「芸人」の枠には納まらないけれど…

画像の代替テキスト
イッセー尾形 一人芝居 草月ホール 2005(DVD)
※チケットが常に発売後数時間で売り切れる、彼のライブの魅力を余すところなく映像化した作品集。
もともとは業界用語だった「ピン芸」。いつのまにか広く知られる言葉になりました。芸人がコンビやグループを組まず、モノマネでもコントでも単独で見せる芸なら当てはまるわけで、あまりにも範囲広すぎ! とも思いますが。

ただ、そんなピン芸人の枠内でさえ、語られることのないのがイッセー尾形その人です。Wikiなんとかでは俳優という肩書きで括られてますが、はっきり言ってイッセー尾形という存在を語るには、「笑い」の部分を欠かすことはできません。

もちろん俳優としても、現在公開中の「60歳のラブレター」をはじめ、数々の作品で個性派俳優として高い評価を得ていることは、百も承知の上。あえてここでは「ピン芸人」としてのイッセー尾形に焦点を合わせてみようと思います。

伝説のお笑い番組出身

1980年代に、B&B、とんねるず、ダウンタウン、ウッチャンナンチャンなど、一時代を築いてきた芸人を続々と輩出してきた伝説の番組「お笑いスター誕生」。イッセー尾形がこの番組の出身だということを、知らない人も結構多いのでは。

今から30年近く前になりますが、番組ではじめて見た時に演じていたネタは、建築現場の肉体労働者を今と同じように一人で演じるもの。正直、当ガイドがまだ子供だったことを差し引いても、かなり判りにくい舞台でした。

見事なまでに労働者の一挙手一投足を捉えているのですが、あまりにも迫真に迫っているので、喋ってる言葉が聞き取りにくかったのを覚えています。確かにそこにリアリティがあるのですが、「ピン芸人」としての枠からは完全にハミ出してました(笑)。

芸人?役者?その正体は!?
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広川 峯啓

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