お笑い・バラエティ番組最新情報

更新日:2006年06月27日

決戦は水曜日~バラエティ激戦区「水8」

水曜日の午後8時代は、NHK総合、民放含めて全局がバラエティ番組という、一週間の中でも珍しい激戦区です。新番組から超古参までそろったこの枠の激戦ぶりをウォッチングしていきます。

継続は力なりの長寿番組たち

いい旅・夢気分 双葉社スーパームック
こうした強力な陣営を脅かしているのが、テレ東の「いい旅・夢気分」です。スタートが86年4月、今年で20年目を迎えるというから、この時間枠はもちろん、放送中のバラエティの中でも老舗の部類に入ります。

番組の魅力を一言で説明すると「長く見続けても、飽きないし疲れない」ところにあるのでは。毎回派手な仕掛けを入れれば、そのうち見てるだけで疲れてくるでしょうし、かといってマンネリになると飽きられてしまう。そのさじ加減が絶妙だからこそ、ここまで長く続いてきたのでしょうね。


TBSの新番組「ドリーム・プレス社」については、5月10日スタートと言うことで、現時点ではまったくの未知数ではありますが、MCを担当するのが、現在大人気の安住紳一郎アナだけに、水8バラエティ戦争に十分立ち向かえるものになるのでは。

さて、最後にご紹介するのが、見た事が無い人でもタイトルは必ず知っているという「ためしてガッテン」です。こちらも95年のスタート以来、出演者、内容とも大幅な変更をすることなく、地道な検証とともに納得のいく情報を送り続けてきた結果、「おもいッきりテレビ」「あるある大辞典」と並ぶ、スーパーの売れ行きを左右する番組になりました。

これは「いい旅・夢気分」にも言えるのですが、放送直後から堅実な人気を獲得してきたものの、ここ数年で一段と視聴率がアップしてきたそうです。長寿番組は、長く続けてきたこと自体が最大の武器であり、安易なリニューアルは却って寿命を縮めることになるのかもしれません。

最後に笑うのは?



とは言え、現時点ではどの番組も、ダントツのトップ独走ということではなく依然としてデッドヒートが続いているようです。どの番組も1位を狙える位置にあるという事は、気を抜けばたちまち最下位という事にもなりかねません。

番組出演者、スタッフにとっては苦労が絶えない日々が、これからも続くことでしょうが、我々視聴者にとっては、クオリティの高いバラエティを選り取り見取りできる訳で、この激戦がもうしばらく続いて欲しいなんて、残酷な期待をしてしまいます(笑)。ただ同時に思う事がもう一つ。ここでトップに君臨できる番組こそが、最強のバラエティと呼べるのではないでしょうか。

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バラエティ文化論
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広川 峯啓

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