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更新日:2005年12月27日

ツッコミ基礎講座1 ツッコミの心・技・体

連載形式でおくるツッコミ基礎講座の第一回目。お堅い講座ではなく、肩の力を抜いて読める体裁で、ツッコミとしての心構えを解説。

【体】 手首を鍛えましょう

鍛え上げた手首の強さを確認したら、いざツッコミへ。
ご存知の方も多いと思いますが、ツッコミは、よく人の頭を叩きます。しかしながら、一回頭を叩くと結構な数の脳細胞が死滅する。と聞いたことがあります。恐ろしい話です。これを考えると、ツッコミとは人の生死と分かちがたい関係にあり、無責任なツッコミは差し控えなければと思わされます。

そこで、責任あるツッコミになるためには、日ごろから手首を鍛えるといいでしょう。しっかりした基盤の手首を作っておけば、状況に応じて力を加減できます。

手首の鍛え方は、人によって諸説ありますが、木に結びつけたゴムチューブを使用するケースがもっともポピュラーです。上級者になると、「なんでだよ!(なんでやねん!)」の掛け声とともに、巨木をなぎ倒すことが出来ます。なるほど。それだけのインパクトをもってツッコむことが出来れば周りの人にもツッコミポイントが一目瞭然で分かりやすいですね。親切ですね。

これだけは押さえて!ツッコミの基本ルール

さて、そんなツッコミの「心・技・体」をご紹介したところで、実際にツッコミを発する際に気をつけていただきたい点を2つほど挙げておきます。

■噛まない
これはいけません。せっかくバッチリのタイミングで言葉を発しても、噛んでしまっては逆に相手のツッコミの餌食になります。「自分はサ行に弱いな。」とか「ラ行に関しては噛みやすいかも。」といった自分のウィークポイントを認識しておきましょう。

■声を裏返さない
これもいけません。これをしてしまうと、周りの人の意識が完全に「高い声」へ流れます。たまたま会話の内容が「オペラ」の話であれば、逆にラッキーな部分もありますが、多くの場合、我々は「オペラ」の話はしません。もし裏返って高い声を出してしまったら、以後ずっとその声を出し続け、「今までが低かった」と思わせるくらいの気概があると素敵です。

とまぁいろいろ述べさせてもらいましたが、要するに日常生活から貪欲に異変を感じ取ることがツッコミとしての第一歩です。そしてそれを状況に応じて、的確に言語化することが、ツッコミとして他人との差別化につながってきます。何も難しい言葉を並べる必要はありません。相手の気持ちを考えて言葉をチョイスすれば自然と幅が広がってくるはずです。あとは手首を鍛えたりしてください。そうすれば友人・知人との関係性の中で「ツッコミ」キャラを確固たるものに出来るでしょうし、この記事に仕掛けられた12箇所のツッコミ所にも気がつくことでしょう。

【関連サイト】
・関連リンク集 お笑い文化論
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広川 峯啓

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