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アダルトビデオクロニクル 81’~85’/1

今回から始まるアダルトビデオクロニクル!約30年の歴史を追っていきます。まずはAV誕生直前直後の80年代前半から。

執筆者:大坪 ケムタ

更新日:2009年02月20日

この記事の担当ガイド

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雑誌やTVには出来ない、ネットならではのアダルトビデオ情報を発信。
誕生から四半世紀以上を迎えたアダルトビデオ。女優のレベルはアイドルと変わらず、その作品の質も10年前に比べて高まり、さらにフェチ・マニア系をはじめとしたジャンルもまだまだ広がりを見せています。新作中心で紹介しているオールアバウトアダルトビデオですが、ちょっと温故知新な企画もやってみよう!ということで、今回から「日本アダルトビデオ史」を不定期連載してみたいと思います。文献はそれなりあるんですが、映像資料が少ない&ガイドも見たことないものを見たように語ってるのはご容赦を‥ではまず第一回は黎明期81~85年から!

AV誕生!最初の女王は愛染恭子

まずアダルトビデオ=AVを定義するならば「撮り下ろしで制作された合法ポルノ」ということになるでしょうか。70年代後半には既にアダルト映像が含まれたビデオは発売されてましたが、いずれもにっかつなどのポルノ映画会社による映画短縮版で撮り下ろしではありませんでした。そんなAV誕生直前である1980年のビデオデッキ普及率はわずか1%。「テレビでアダルト映像」はせいぜいホテルでの有料チャンネルくらいでした。まだ一般男性にとっては「ビニ本」が主流の時代です。

AVクロニクル
その後もたびたび復帰されてる愛染恭子さん。これは06年『近親相姦 母と息子』(マドンナ)。
完全撮り下ろしの「元祖・アダルトビデオ」が登場したのは81年。日本ビデオ映像が発売した『ビニ本の女/秘奥覗き』『OLワレメ白書/熟した秘園』(日本ビデオ映像)と言われています。とはいえ出演者もスタッフもピンク映画出身ばかりで内容もドラマ仕立て。ポルノ映画のカメラをビデオカメラに持ち替えただけ、という内容ですが、ビデオオリジナル作品という意味では最初のAVと言って間違いないでしょう。ちなみに当時の値段は30分で9800円。

その後、日本ビデオ映像は定期的に新作AVをリリースを続け、中でも人気を博した女優が愛染恭子代々木忠監督(現アテナ映像)とのコンビの作品『淫欲のうずき』『華麗なる愛の遍歴』などが売り上げ2万本を越えるなど、ビデオデッキの普及率と共に知名度を上げていきます。

宇宙企画がAVという「手法」を生み出す

AVクロニクル
25周年記念BOXにもさすがにこの時期のは入ってません。07年『宇宙企画25周年 プレミアムBOX12時間』(メディアステーション)
ただポルノ映画のスタイルから離れられなかったAVから飛び出し、現在のAVのスタイルを生み出したのが81年に誕生した宇宙企画(現メディアステーション)。第一弾『女子大生素人生撮りシリーズ 女子大生ルポ・風呂場のレズ』中村絵美主演・中村幻児監督)では今も続く「素人」というキーワードを早々と使用。

さらに続く『美智子の恥じらいノート』三浦美知子主演・小路谷秀樹監督)は作風自体が画期的でした。それまでのポルノがイコールドラマ物だったのに対し、主演女優へのインタビューでその子の初々しさを見せたり、カメラを担いで追い回したりとドキュメント性をふんだんに取り入れた内容。いわば、今の単体女優デビューもののルーツはこの時点で完成していたわけです。

 フィルムをケチケチ使わざるを得ない映画に対し、失敗してもその上から撮り直しの効くビデオ。そうした特性を活かし、宇宙企画の監督たちは「ビデオでしか出来ないポルノ」を追いかけ始めました。あくまで映画屋であろうとしたポルノ映画スタッフからではなく、当時映画学校を出たばかりの20代前半であった小路谷や高槻彰(現GAS)らの発想が、まだ何者でもないAVというジャンルを作り上げていきます。

さらに音楽もオリジナル曲を使用し、何より女の子のレベルが高い!ということから、宇宙企画の名前が広まっていくことになります。

<<後半では当時もあった!芸能人AV話など>>

□関連URL:宇宙企画公式
        アテナ映像公式
        GAS公式

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