春ドラマ情報

更新日:2005年04月02日

木村拓哉vs.草なぎ剛、離婚・結婚にスポ根 スタッフから見る春ドラマ

春ドラマは本命・木村拓哉に挑む草なぎ。離婚・天海に結婚・矢田、スポ根・上戸、脚本でもビッグネーム野島伸司、内館牧子などなど。バラエティに富んでいて盛り上がりそう。

一昨年は『GOOD LUCK!!』と『僕の生きる道』、昨年は『プライド』と『僕と彼女と彼女の生きる道』と1月からの冬ドラマがもっとも盛り上がってましたが、その立役者、木村拓哉と草なぎ剛の主演ドラマが今年は春ドラマに。主戦場が移ってきました。他のドラマも内容も離婚、結婚、スポ根に落語などバラエティに富んでいます。

その中でも

・子供との関係が中心
 7人家族の『あいくるしい』、養護施設が舞台の『エンジン』、
 父娘二人暮らしの『雨と夢のあとに』、過疎の島の里子が主人公の『瑠璃の島』

・いわゆる「負け犬」
 『曲がり角の女』『anego~アネゴ』

の二つが目立つところ。

また、最近は多いパート2ものとコミック原作も『離婚弁護士II』と『アタックNo.1』とそれぞれ一つだけ。
代わって小説原作が『anego~アネゴ』と『雨と夢のあとに』、それにノンフィクション原作の『瑠璃の島』とちょっと傾向が違ってきています。



・日・月曜日のドラマはこのページの下

火・水曜日のドラマ

木曜日のドラマ

金・土曜日のドラマとまとめ

日曜日のドラマ

『あいくるしい』

放映:TBS系 日曜21:00~(初回は21:00~22:09)4月10日スタート
脚本:野島伸司
演出:吉田健、平川雄一朗、那須田淳
制作:石丸彰彦
主題歌:Michael Jackson「ベンのテーマ」

出演:市原隼人、綾瀬はるか、神木隆之介、松本梨菜、桜井幸子、本郷奏多、萩原聖人、志保、浅野和之、南果歩、後藤果萌、武井証、高橋克実、高橋ひとみ、小栗旬、田中孝太朗、沢尻エリカ、塚地武雅、原田美枝子、竹中直人、杉浦直樹

自然が残る山間の町に住む真柴家が舞台。まっすぐな性格の長男・豪(市原)、心優しくしっかりものの長女・みちる(綾瀬)、のんびり屋の次男・幌(神木)、甘えん坊の次女・唄(松本)の四兄弟が主人公。そして彼らを見守る母・由美(原田)とタクシー運転手の父・徹生(竹中)、天文台の管理をしている祖父・明示(杉浦)。

平穏に過ごしていた一家だが母・由美が倒れ入院。みちるが代わりに家事をし、豪はバイトで入院費を稼ぐと家族の団結は固い。そんなある日、由美が入院中の病院から突然帰宅、しかし父・徹生は血相を変えて病院に連れ戻す…

家族の姿を通して絆、成長、友情などを考えていく。

デビュー直後は『愛しあってるかい!』『すてきな片想い』など明るいドラマを書いていたのに、『高校教師』の大ヒットあたりからハンディキャップ要素をセンセーショナルに描く不幸てんこ盛りドラマに傾斜していった野島伸司脚本。
しかし99年の『LIPSTICK』あたりが大底だったようで、その後『フードファイト』『ゴールデンボウル』『プライド』などだんだん明るさが戻ってきました。

それだからといって久々にホームドラマを手がけるから『ひとつ屋根の下』みたいになる、と考えるのは早計。昔はサービス精神に満ちたストーリーだったのに対し、近年は『世紀末の詩』を筆頭に自分が思う愛の形を表現する散文詩みたいになっていて、それはかわらないでしょう。
期待要素はプロデューサが『高校教師』以来、TBSでは必ずコンビを組んでいた伊藤一尋Pではなく『世界の中心で、愛をさけぶ』などの石丸Pになっていること(ヒロインが綾瀬はるかだし)。コンビネーションが代わって作風も変化するか?


月曜日のドラマ

『エンジン』

放映:フジテレビ系 月曜21:00~(初回は21:00~22:09)4月18日スタート
脚本:井上由美子
演出:西谷弘、平野眞
制作:岩田祐二、牧野正
企画:和田行

出演:木村拓哉、小雪、堺雅人、松下由樹、岡本綾、上野樹里、泉谷しげる、高島礼子、角野卓造、原田芳雄

マシンの限界を見極める能力にかけてはトップレーサー以上の能力を持ち「命知らず」と呼ばれるドライバー神崎次郎(木村)、しかしテスト走行で速く走りすぎたため欧州F3000チームを解雇され日本に一時帰国。
次のシートが決まるまでの間、児童養護施設になった実家に帰るが、待ち受けていたのは頑固な父、口うるさい姉、理想を押しつける男性保育士、夢見る少女タイプの女性保育士、そして12人の子供たちだった。
熱く、子供のように純粋な心を併せ持つ主人公と施設の人々との出会いでおこるそれぞれの心の変化を描いていく。テーマは「愛と夢」

井上由美子脚本、西谷弘演出、和田行企画のトリオは『白い巨塔』をヒットさせたフジテレビでは現時点でもっとも期待値の高い組み合わせ。さらに『GOOD LUCK!!』は井上脚本、『HERO』は和田Pが担当と木村拓哉との仕事の実績は十分。

気になるのはレースものの映像化は日本ではテレビでも映画でも成功例が少ないこと。『プライド』では毎回、試合をクライマックスにしていましたがそこまではレースはできんでしょうね。
ところで日本に帰ってかかわるのは一之瀬新作(泉谷)が監督のチーム・イチノセ。それって『バリバリ伝説』(イチノセレーシング)が元ネタですか。

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黒田 昭彦

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