春ドラマ、すべて二巡以上したところでどれがうけているか、おなじみの視聴率グラフで分析してみましょう。
縦軸が記事を書いている時点で最新の4月第5週(23~29日)の視聴率、横軸は初回視聴率と最新視聴率との差で、初回視聴率はなにも見ていない段階での期待値だから、初回視聴率との差は最初の期待からどれだけおもしろかったか(またはつまらなかったか)を示すはずです。
最大の異変は『渡る世間は鬼ばかり』。春ドラマの中では視聴率トップに位置しているものの20%を切っており、他のドラマならいざしらず、TBSの屋台骨ともいえるシリーズだけに不満の残る数字。イラク人質事件で発生と解放が二週連続して木曜の夜のニュースであったことが主要因と考えられます。ゴールデンウィーク明けから本調子に戻れるか?それともいよいよ飽きられたのか?
『渡る世間』を除いた中で、ガイドが今回本命視していたのは『オレンジデイズ』と『愛し君へ』、それも「どっちかがヒットしてどっちかが期待はずれ」という予想でしたが、今のところ両方ともまあまあか期待はずれぎみというあたり。
『オレンジデイズ』は『愛していると言ってくれ』『ビューティフルライフ』『あすなろ白書』など過去の北川悦吏子の名作をちりばめていますが、妻夫木聡・柴咲コウの主演コンビではまだ大ヒットさせるほどの人気はないか?
ただ、北川脚本の王道パターンにありがちな視聴率をとるぞ~的あざとさは控えめで好感が持てます。視聴率も15%で底を打ったようでこれから上昇に転じられるか?
『愛し君へ』もストーリーは予想の範囲内、でほぼ同様の傾向。初回視聴率が唯一20%越えと高かった分、落ち込みもはげしくなっています。まだ放送は2話だけで、3話がゴールデンウィーク中であることもありもう一段落ち込むかもしれません。