PFUのドキュメントスキャナ「ScanSnap」シリーズの新モデルが登場した。2009年11月に発売される「ScanSnap S1300」は、ワンプッシュで書類をPDF化できる「インテリジェント機能」を搭載したエントリーモデルだ。
価格はオープンで、直販価格は2万7800円。ファイリングソフト「楽2(らくらく)ライブラリパーソナルV5.0」とのセットが3万2800円となっている。
PFUが2009年11月に発売する「ScanSnap S1300」(画像クリックで拡大)
「ScanSnap S1300」は、2009年2月に発売された「ScanSnap S1500」の兄弟モデル。据え置き型のS1500に対し、スリムで省スペースになったのが大きな特徴だ。S1500とは違ってスキャナにCIS方式を採用しているが、フラットベッドスキャナとは違って読み取り能力にそれほど大きな差はないと言っていい。
そのほかの違いとしては、S1300はA3用紙を2つ折りにして読み取れる「A3キャリアシート」に対応していないことが挙げられる。だがS1300はUSBバスパワー接続が可能で、出張などにも手軽に持ち出せるのが魅力の一つと言える。
名刺の読み取りと整理がラクラク!
仕事上で困るのが、増え続ける名刺の管理と、紙の書類の整理。仕事で会う人が増えれば増えるほど、交換する名刺も増え続ける。それらの情報をキーボードから自分で打ち込むのも大変だし、名刺整理帳などでアナログ管理するのも検索性に乏しい。
こうしたことから、小型名刺スキャナと名刺管理ソフトのセット商品を使ったことのある人もいることだろう。手のひらサイズのスキャナで名刺を読み取って整理すれば、Outlookなど好みの個人情報管理ソフトで情報を一元管理できるようになる。
ただしこうした商品のデメリットは「読み取りが遅い」ということであった。1枚ずつ読み取らなければならない場合などは、よりいっそう時間がかかってしまう。読み取り精度などには問題ないのだが、「さあ、久しぶりに名刺の整理でもするか!」といった気合いが必要であった。
ScanSnapの場合、こうした気合いが全く必要ないのがうれしい。ADF(自動給紙装置)が付いており、最大10枚セット可能。名刺なら1枚あたり4秒程度で両面をスキャンしてくれる。スキャン後に文字認識を行うのに若干時間がかかるものの、ほとんどストレスなく原稿を読み取れる。
名刺管理ソフト「名刺ファイリングOCR」が付属しており、CSV形式やOutlook Express/Windowsメール、はがき作成ソフト「筆まめ」、携帯電話データ管理ソフト「携快電話」との連携機能も用意されている。
付属の名刺管理ソフト「名刺ファイリングOCR」(画像クリックで拡大)