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更新日:2008年06月13日

物を大事にすることを教える冷蔵庫食育

編集部 All About 写真

日本の自給率は39%。61%の食糧を輸入しているというわけですが、このうち、約40%が廃棄されているのを知っていますか? この環境下、どうやって物を大事にする心を教えればよいのでしょうか?

湿度約85%※の威力

野菜室
上段にある野菜室。カバーを引き出すと湿度95%に!
ところで皆さん、食材はどんな形で保存していますか? おそらくほとんどの方が冷蔵庫や冷凍庫を利用していると思います。が、冷蔵庫にもいろいろあるのをご存じでしたか?

先日、Mrs. All Aboutの記事のお仕事で、東芝さんのショールームに伺いました。そこには炊飯器やオーブンのほかに、とにかくたくさんの冷蔵庫が! あまり家電には詳しくない私でしたが、詳しいお話を伺ううちに東芝の冷蔵庫がすごい!ということに驚くと共に感心してしまいました。

というのも東芝の冷蔵庫は庫内の湿度が約85%※という環境とのこと。野菜室などはカバーをすると約95%※に湿度がアップするということで、「冷蔵庫といえば乾燥」という常識が大きく覆されるものだったのです。しかも通常はラップをかけておかないといけないようなお料理も、この冷蔵庫だとラップなしで保存可能。脱臭効果も兼ね備えているので、臭いの心配もほとんどないそうです。ラップ代も積もれば山となりますし、ラップなしですむのであれば地球環境にも優しいですよね。

ものを使い切ること

ハム
ラップなしで1日以上冷蔵庫にいれてあったハム。ふつうは水分がぬけてそりあがってしまいます。
ところで湿度約85%※がどのような環境か、またどうすごいかイメージがわきますか? ちょっと難しいかもしれないので、野菜やお料理のことを自分の肌に置き換えてみてください。みなさんの中にも乾燥肌で悩んでいらっしゃる方、いらっしゃいますよね? 通常の冷蔵庫というのはどんどん、どんどん、肌が乾燥してガサガサになっていく環境です。一方、湿度約85%※というのは常に肌を保湿してくれる環境なので、何もしなくてもピチピチ、プリプリな肌でいられるというわけです。
(※食品負荷有り時、東芝調べ)

そのおかげで傷みやすい青菜なども新鮮な状態で保存できます。食品の栄養価の減りも少なく、おいしい状態で長持ちするので、最後まで使い切ることが可能に。ハムやチーズなども短時間ならラップなしで入れておいても美味しく保存できます。普通はラップをしておいても、水分が干上がり、酸化も進んでしまいますから、すごいことです。

このように食べ物を長くいい状態で保存できると、おのずと捨てるものがなくなってきます。捨てる量が減れば、自然と無駄なお買い物が減り、お財布にも優しい生活を送れることになりますよね。食品価格高騰のさなか、無駄が省ける効果は考えている以上に大きいです。

さらに、食べ物を使い切るということは、食べ物を捨てる姿を子どもたちに見せないですむだけでなく、最後までものを使い切る姿を見せることにもなります。何かを最後までやりきるという姿を子どもたちが見て育つことは食ということに限らず、様々な場面で彼らの人生が大きく花開く助けになってくれるのではないでしょうか? 最近はすぐにものを投げ出す若者が増えているといわれます。このように食育はみなさんのお子さんの人格形成にも大きく活用できる教育です。ぜひ、この機会に食材や料理のみならず、調理器具や家電など料理環境の食育への活用の仕方を考えてみてはいかがでしょうか?

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(執筆者:飯野 耀子)

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